元恋人ウィノナ・ライダーがジョニデを擁護「暴力を振るったことは決してなかった」

(2020年3月13日)

ジョニー・デップ(56)が前妻の女優アンバー・ハード(33)を名誉棄損で55億円の損害賠償を求めて訴えた裁判で、デップの元恋人の女優ウィノナ・ライダー(48)がデップを擁護する証言をした。

米芸能サイト「The Blast」によると、ウィノナ・ライダーはデップがDV被害を主張した前妻ハードを名誉棄損でバージニア州の裁判所に訴えた裁判で、デップを擁護する証言をした。

ライダーは1989年、彼女が出演した映画「グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー」のニューヨークでのプレミアで初めてデップに会ったという。翌年に「シザーハンズ」で共演した。「私たちは4年間交際しました。そして私の家族とも親しい親友です。彼との関係は私の人生の中で最も重要なものです」と2人の関係を説明した。

そして「私は彼とアンバーとの結婚生活については関わりはありません。しかし、私の経験とは全く違って、彼女の告発(DV被害)を聞いたときとてもショックで混乱し困惑しました。彼が信じられないほど暴力的な人間だという意見は、私が知る愛するジョニーとは最もかけ離れています」という。

「彼は決して決して私に暴力を振るったことはありません。彼は決して決して私を虐待したことはありません。彼が誰かに暴力をふるったり虐待をしているのを見たことは全くありません。私は真実を正直に言いますが、彼が良い男で信じられないほど愛すべき人としてしか知りません。彼は本当によく私や彼が愛する人たちをも守ってくれ、私は彼といるときはとても安全でした」などと証言したという。

■デップは名誉棄損でハードに55億円を請求

ハードは2015年にデップと結婚したが、2016年5月に離婚を申請。顔に傷がついた写真を証拠として提出してDVを生々しく証言して波紋を広げた。同年8月、デップが7億円を支払うことで和解し離婚が成立したが、ハードがワシントン・ポスト紙に「DVを主張したことで脅迫されたり決まっていた役を降ろされたりした」などとする手記を寄稿。実名は出さなかったが、デップは明らかに自分のことで、DVは事実ではなく被害者は自分などとして、名誉棄損でハードに対して5000万ドル(約55億円)の巨額賠償を請求する裁判を起こした。この裁判とは別にデップはハードに対するDVを報じた英紙「サン」を名誉棄損でロンドンの裁判所に訴えて裁判中である。

■ウィノナ・ライダーはデップと4年交際

ウィノナ・ライダーは「シザーハンズ」(1990年)、「エイジ・オブ・イノセンス」(1993年)、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた「若草物語」(1994年)、「17歳のカルテ」(1999年)など多数の映画に出演している。
私生活では1989年から1990年まで俳優クリスチャン・スレーターと交際。「シザーハンズ」(1990年)で共演したジョニー・デップと1990年から1993年まで交際した。1990年から2000年初めにかけてマット・デイモンと交際。2011年からデザイナーのスコット・マッキンレー・ハーンと交際している。