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ハリウッド特急便
ケイト・ベッキンセールが告発「ワインスタインに『尻を振れ!』と怒鳴られた」
(2020年3月13日)
ハリウッドの大物プロデュ―サー、ハーベイ・ワインスタイン被告(67)がレイプなどの罪で禁固23年の判決を受けて波紋が広がっているが、映画「パール・ハーバー」などで知られる女優のケイト・ベッキンセール(46)が同被告から怒鳴られ侮辱されたと告発した。
米芸能サイト「TMZ」によると、ベッキンセールは11日夜(現地時間)、2001年10月5日、映画「セレンディピティ」のプレミアでの彼女とワインスタインの写真とともに、ワインスタインを告発する長文のコメントを投稿した。
2011年9月11日に米同時多発テロが起きたばかりで、ニューヨークはまだ煙が立ち込めて緊迫していたので出演者らはみなプレミアに出席するのを拒否したが、ワインスタインは強行したという。翌朝、ワインスタインの家に彼の子供と同じ年頃の娘を連れて家で2人を遊ばせてほしいといわれて、娘を彼の家に連れて行くと、別室でいきなり怒鳴り始めたという。
「お前はアホなマ×コだ。オレのプレミアを台無しにした」と卑猥な言葉を連発してののしられたという。
「私は彼が何のことを言っているのかわからず、震えていました」という。「オレがレッドカーペットをセッティングしたら、お前は体にぴったりしたドレスを着て、尻を振ってオッパイを振ればいいんだ。レズみたいな恰好をするな」と叫んだという。
「私は涙が溢れましたが、言いました『ハーベイ、(9.11テロで貿易センタービルは倒壊し)街は燃えていて、まだ多くの人が関係者を探している。バチュラーパーティーで着るようなドレスはふさわしくないとみんな思っている』」。
するとワインスタインは「そんなことはどうでもいいんだ。オレのプレミアだ。プッシーがほしいと思ったらそれを用意するんだ」と叫んだという。
「彼が禁固23年の刑を受けたことは私にとって、彼からレイプや性的違法行為を受けた女性たちにとって大きな救済です。そしてあらゆる産業においてもそうした行為の抑止力になることを願います」とつづった。