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マリリン・モンローの謎の死に新疑惑 遺体解剖後に保管された内臓と組織サンプルが消えた

(2019年10月17日)

マリリン・モンローの謎の死をめぐって新たな疑惑が浮上した。ロサンゼルスの検視局がモンローの遺体を解剖して保管していた内臓と組織サンプルが消えてしまったという。「他殺説」を隠ぺいするための工作の可能性があるとみられている。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、1962年8月5日、35歳の若さで謎の死を遂げた”永遠のセックスシンボル”マリリン・モンローの死の真相を追跡する米ポッドキャスト「The Killing of Marilyn Monroe」シリーズの第9エピソードで新たな疑惑が指摘された。モンローの急死の原因を詳しく調べるためロサンゼルス郡検視局が遺体を解剖して保管してあったモンローの胃、腎臓、腸と組織サンプルが消えてしまったという。著作家のファビュラス・ガブリエル氏が明らかにしたという。

モンローの遺体を解剖したのは当時のロス検死局の検視官トーマス・野口氏で、野口氏はモンローの遺体から検出した内臓や組織サンプルをチーフのレイモンド・J・アバーナシー氏に提出したという。しかし、その後内臓などの調査は必要ないとして処分されていたことを知り野口氏はショックを受けたという。伝記作家のダンフォード・プリンス氏が指摘した。専門家は「ありえないことで隠ぺい工作の可能性がある」と指摘しているという。

また当時現場を見たロス市警の刑事は「現場が粉飾されている」と感じたという。モンローは受話器を右手に持ったまま全裸でうつぶせの状態でベッドで死亡しているのが発見された。周囲にはっ睡眠薬のカラの瓶が散乱していたが、解剖の結果モンローの胃は空っぽで鎮静催眠薬のネンブタールやほかの薬物は検出されなかったという。野口氏は「鎮静薬バルビツレートの過剰摂取による“自殺の可能性”」と結論付けたが、今回モンローの臓器などが処分されていたことなどが発覚して「他殺説」の可能性はさらに高くなりそうだ。