レコード大賞 SEKAI NO OWARI「Habit」 最優秀新人賞・田中あいみ

(2021年12月30日23:00)

「第64回輝く!日本レコード大賞」(主催・日本作曲家協会など)が30日、東京・新国立劇場で発表され、大賞にSEKAI NO OWARIの「Habit」が選ばれた。最優秀新人賞は田中あいみ(22)が受賞した。安住紳一郎アナと女優の有村架純が司会を務めた授賞式の模様はTBS系で同日午後5時30分から放送された。

■SEKAI NO OWARIのNakajin「時間がなくて、僕らの色がそのまま入った曲」

レコード大賞 SEKAI NO OWARI「Habit」 最優秀新人賞・田中あいみ
SEKAI NO OWARIの左からNakajin、Fukase、Saori、DJ LOVE(公式サイトから)

「Habit」がレコード大賞を受賞したSEKAI NO OWARIのNakajin(37=ギター)は「とてもうれしいです。この曲を作っていた時のことを思い返していたんですけど、時間がなくて。僕らの色がそのまま入った曲なので、その曲がこういう形で賞を頂けるものになったのは自分たちが肯定されたような気持ですごくうれしいです」と喜んだ。
Fukase(37=ボーカル)は「デビュー当時から出させていただいて、本当に長年をかけてやっと頂けたなあと思っています」と語った。
Saori(36=ピアノは「デビューして12年なんですけども、12年の間に関わってくださったスタッフの皆さんとか応援してくださった皆さんのおかげだなと思って、心から感謝してます」と感謝の言葉を述べた。
DJ LOVE(37=DJ)も「一緒に盛り上げてくれた皆さんのおかげかなと思うので、この場を借りて、ありがとうございます」と感謝した。

■最優秀新人賞は田中あいみ

レコード大賞 SEKAI NO OWARI「Habit」 最優秀新人賞・田中あいみ
田中あいみ(第64回輝く!日本レコード大賞・公式サイトから)

最優秀新人賞を受賞した田中あいみは、演歌歌手・細川たかしを師匠に持つ22歳の現役女子大生歌手。カラオケ教室を営む両親の影響で幼いころから歌謡曲に興味を持つ。2019年、18歳で日本クラウン演歌・歌謡曲新人オーディショングランプリを受賞し、2021年11月にシングル「孤独の歌姫」で歌手デビュー。昨年デビューシングルがオリコン演歌・歌謡チャート初登場2位を記録した。最優秀新人賞受賞に「めっちゃ幸せです」と喜び「このステージに立つのが夢だったんですけど、最優秀新人賞をいただけるというのは本当に幸せ者でございます。ありがとうございます」と語り「大坂ロンリネス」を歌った。

■第64回日本レコード大賞の主な受賞者

【大賞】「Habit」(SEKAI NO OWARI)
【優秀作品賞】
「君を奪い去りたい」(純烈)
「CLAP CLAP 」(NiziU)
「恋だろ」(wacci)
「甲州路」(氷川きよし)
「新時代」(Ado)
「スターマイン」(Da-iCE)
「ダンスホール」(Mrs. GREEN APPLE)
「なんでもないよ、」(マカロニえんぴつ)
「Bye-Good-Bye」(BE:FIRST)
「Habit」(SEKAI NO OWARI)
(曲名 50音順)
【最優秀新人賞】田中あいみ
【新人賞】
石川 花、OCHA NORMA、田中あいみ、Tani Yuuki (50音順)
【最優秀歌唱賞】
三浦大知
【特別賞】
Ado、Aimer、男闘呼組、King Gnu、Kep1er、DA PUMP、ゆず (50音順)
【特別顕彰】
石川さゆり、天童よしみ、松任谷由実(50音順)
【特別国際音楽賞】
SEVENTEEN
【日本作曲家協会選奨】
藤井香愛
【特別功労賞】
新井満、彩木雅夫、西郷輝彦、佐々木新一、新川二朗、松平直樹、笠浩二(C-C-B) (50音順)