加藤浩次「スッキリ」来年3月終了でコメント「17年続けせていただいたのは感謝しかない」

(2022年11 月11日16:40)

加藤浩次「スッキリ」来年3月終了でコメント「17年続けせていただいたのは感謝しかない」
加藤浩次(公式サイトから)

お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が11日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜、午前8時)で、来年3月末で同番組が終了することについて「17年続けせていただいたのは感謝しかない」などとコメントした。「バゲット」(月~木曜、午前10時25分)も3月末で終了する。

番組の冒頭で、森圭介アナウンサーが「さて、冒頭ではありますけれども、17年にわたってご覧いただきました、こちらの『スッキリ』、来年3月末をもちまして番組が終わることになりました」と報告して「加藤さん」と促した。

加藤は「決まりましたからね。日テレの決定ということで。僕自身もやっぱりね、17年なんですよ来年の春で。17年という期間をやらせてもらった。17年といえば、小学校6年生、中学校3年生、高校3年生、そして大学4年生、さらに1留(1年留年)してるわけですよ。1留してやっと卒業かと…いう感じですよ」と17年を独特の表現で語った。

「だから本当に感慨深いものがあって。この番組が始まるときは『加藤なんて1年で終わるだろう』、加藤本人もそう思ってましたから。『1年で終わるでしょ』って。しかも、当時はテリー(伊藤)・加藤でしたから。『このやんちゃな2人が番組続くわけがない』って言われてて。テリーさんと9年やらしていただいた。そして(近藤)春菜と水卜(麻美)ちゃんともやらせていただいて、今は森くんと、岩田(絵里奈アナ)とやらせていただいて、17年やらせていただいたというのは、これはもう感謝しかないです僕は。ありがたいなと思ってます。日本テレビ関係者、技術スタッフ、コメンテーターの皆さんの協力もあって、さらには見ていただいている視聴者の皆さん、本当に感謝しかないです」と感謝の言葉を述べた。

■「番組自体は来年の3月末まで続くので、あと5か月、俺何言うかわかんねぇよ」と加藤節も

「ただ番組自体は来年の3月末まで続くので、あと5か月。あと、5か月、俺何言うかわかんねぇよ」といって笑わせ、「最後にスッキリするのやめてくださいよ」と森アナが言うと、「これかあ『スッキリ』のタイトルの理由って…って。『あいつ、スッキリしてやめやがったよ』みたいな」とジョーク交じりに言って笑うと「怖い」「やめてくださいよ」と悲鳴が上がった。最後は、「3月末まで楽しくやりたいと思いますので。皆さんにもかわいがってもらいたい」と締めくくった。

■日テレの発表「テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため」

日本テレビは報道各社に送った文書で「テレビを取り巻く環境やニーズの変化に対応するため、2023年4月、平日朝(月~木8:00―11:30/金8:00―10:25)の改編を行います。それに伴いまして、現在放送中の「スッキリ」と「バゲット」は来年3月末をもって終了いたします。尚、新番組につきましては、改めてお知らせいたします」と発表した。
日本テレビコンテンツ戦略本部の森實陽三コンテンツ戦略局長は以下のコメントを発表した。
「スッキリは放送開始から17年、バゲットは放送開始から4年にわたり、多くの皆さまに支えていただきながら放送を続けてまいりましたが、テレビを取り巻く環境や視聴者の皆さまのニーズの変化に対応するため、2023年4月期の平日朝の時間帯の番組改編を決定いたしました。両番組をご覧くださっている視聴者の皆さま、毎日毎日、番組に大きな愛情と情熱を注いでくださっている加藤浩次さん、並びに出演者の皆さま、そして関係者の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。3月末まで、一日一日よりよい番組をお届けできますよう、努めてまいります。新番組も多くの皆さまに応援していただけるよう準備を進めてまいりますので、発表まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。」

スッキリは最近、同時間帯のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に視聴率で及ばない日もあるなど視聴率が低下。また加藤の高額な出演料も終了の要因になったと報じられた。