ビートたけし、TBS「新・情報7daysニュースキャスター」で3月降板の”真相”を生報告

(2021年12月18日23:45)

ビートたけし、「新・情報7daysニュースキャスター」で3月降板を生報告
降板について語るたけし㊧と安住アナ(18日放送のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」から)

ビートたけし(74)が18日、TBS系の報道番組「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演して来年3月いっぱいで同番組意を降板することを生報告して”真相”を明らかにし「重病説」を否定した。

番組では安住紳一郎アナ(48)が「たけし降板 TBS『ニュースキャスター』 来年3月いっぱい」とのタイトルのスポーツ紙のパネルを出して、「たけしさん『ニュースキャスター』降板ということで」と切り出した。
たけしは「来年になるとおれも後期高齢者になってですね、ちょっと体のこと考えたら生放送の夜10時からというのは、申し訳ないけど体がきつくて、ただ番組辞めたいといったんですけど、また間抜けな週刊誌が、必ず俺の名前出しゃあ売れると思って、ギャラでもめたとか言ってるけど、単なる自分の都合で辞めただけで、どうもすみませんね」と降板の”真相”を明かした。

そして「もう年だから自分のレギュラー何本かあるけど、徐々に外していって、1本か2本でまあ、くたばる、そういうことかなと」と語った。
「あとは適当に映画撮って、まだ編集終わってないのもあるし、だから安住さんたちには申し訳ないけど、生というのはちょっと体につらいということで。それが第一の理由で、あとはいろんな話が尾ひれをつけてなんか書いてんだけど、嘘ばっかりで困っちゃう」と嘆いた。

安住アナが「自分のやりたい創作活動に時間を当てたいと…」というと、「まああまり大してやりたいことはないんですけどね。今までやりたいことやってきたんで。それが上手くいったのも失敗したのも全部あるけど、まあ芸人としたらよくぞやってまいりましたって言ってほしいけですけどね」と芸人としての活動を振り返った。
「だいたい言われんのは、お前が日本をダメにしたって(笑い)困っちゃうね…まあそいうわけで、体が悪いとかそういう心配もないですから」と語った。

「たけし重病説なんて出ちゃって、おれが驚いちゃって。そうか悪いのかなって思っちゃって、意識が重病ってことを感じてない俺は、ここは病院の中かって、自分の中でいろいろ見まわしたりして、ちょっとね、頭が混乱したことがあります。そういうこと(重病)はありません」とギャグを交えて重病説を否定した。

そして「3月までちゃんと区切りをつけて頑張るつもりですけど、途中で来なくなるかもわかんないんで、その時は宜しくお願いします」といい「あのばかやろうまた休みやがったって、芸人の原点に戻って仕事を休むという。フジテレビにはずいぶん迷惑掛けました」と過去を振り返った。「3000万かけたセットを俺が行かないおかげで壊したことありますからね。あくる週に行ったら横澤さん(当時のフジテレビ・プロデューサー)が『3000万2回使いました』ってすごい鬼のような顔して怒ってました」と笑わせた。

そして安住アナが「来年3月までは一緒に他の惜しくやりましよう」というとたけしは「よろしくお願いします」と言って締めくくった。