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「第70回NHK紅白歌合戦」の出場歌手決定 AI美空ひばりが紅白に降臨

(2019年11月15日)

大みそか恒例の「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分~11時45分、総合ほか)の出場歌手が14日、東京・渋谷のNHK放送センターで発表された。出場歌手は紅組21組、白組20組の合計41組。そして“AI美空ひばり”が紅白に降臨することが発表された。

NHKは今年で没後30年の美空ひばりさんをしのんで、最新のAI(人工知能)技術を使ってひばりさんの歌う姿を再現する企画を行うと発表した。「夢を歌おう」をテーマに掲げた紅白の目玉企画の一つとして、AIのひばりさんが秋元康作詞・プロデユースによる新曲「あれから」を歌うという。「時空を超えた夢のシーンをお届けします」とNHK。秋元氏はひばりさんのヒット曲「川の流れのように」の作詞を手掛けた。1989年に52歳で死去したひばりさんが、1979年の第30回紅白以来40年ぶりに紅白に降臨する。

■初出場は8組

初出場は白組がKis-My-Ft2、GENERATIONS from EXILE TRIBE、Official髭男dism、菅田将暉、King Gnu。紅組は日向坂46、Foorin、LiSAの合計8組。

LiSAは「紅白歌合戦というのは年末に家族が一つになって、ひとつの番組を見ながら、子供から大人まで様々な年齢の方が一緒に応援できる、代表的なアーティストさんが出られる番組なので、そこに一人として初出場させていただいたことはとてもうれしいです。これを早くファンの方、お世話になった方、母に伝えたい」と喜びを語った。
Kis-My-Ft2の北山宏光は「自分たちにしかできないエンターテインメントを皆さんにお届けたらいいなと」などと抱負を語った。

■令和最初で70回の節目となる紅白の隠し玉は?

昨年故郷の徳島県鳴門市の大塚美術館内のシスティーナ・ホールから中継で「Lemo」を熱唱して話題を呼んだ米津玄氏の名前がなかったが、白組が20組と紅組より1組少ないことや、米津が菅田将暉やFoorinの楽曲やプロデユースを手掛けていることから、今後出演交渉する可能性も取りざたされているが、加藤英名チーフプロデュ―サーは会見で「現時点では個別のアーティストについての回答は控えさせてください」としながらも「去年あれだけインパクトのあるシーンを残していただいたので、皆さんの期待がより高まれば出演交渉することがあるかもしれません」と話していたという。令和最初で70回の節目となる紅白だけに本番までにどんな”隠し玉“が飛び出すのかも注目される。

歌う曲目と曲順は12月下旬に発表され、12月31日にNHK総合、BS4K、BS8K、NHKラジオ第1で放送される。

■出場歌手(五十音順でカッコ内は出場回数)

【紅組】
aiko(14)
いきものがかり(11)
石川さゆり(42)
AKB48(12)
丘みどり(3)
欅坂46(4)
坂本冬美(31)
椎名林檎(7)
島津亜矢(6)
Superfly(4)
天童よしみ(24)
TWICE(3)
乃木坂46(5)
Perfume(12)
日向坂46(初)
Foorin (初)
松田聖子(23)
MISIA(4)
水森かおり(17)
LiSA(初)
Little Glee Monster(3)

【白組】
嵐(11)
五木ひろし(49)
Official髭男dism(初)
関ジャニ∞(8)
Kis-My-Ft2(初)
King & Prince(2)
King Gnu(初)
郷ひろみ(32)
GENERATIONS(初)
純烈(2)
菅田将暉(初)
DA PUMP(7)
氷川きよし(20)
福山雅治(12)
Hey! Say! JUMP(3)
星野源(5)
三浦大知(3)
三山ひろし(5)
山内惠介(5)
ゆず(10)