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映画
牡蠣を巡るクィアなドキュメンタリー「水の中で息をする ―彼女でも彼でもなく―」メインビジュアル、場面写真解禁
(2025年12月6日17:00)

エミリー・パッカー監督「水の中で息をする ―彼女でも彼でもなく―」が、2026 年1月 31 日(土)より、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開になることが決定。メインビジュアル、場面写真が解禁になった。
2012 年の巨大ハリケーン・サンディーによる被害をきっかけに、ニューヨークは、気候変動による水位上昇の危機が叫ばれるようになった。今年7⽉には暴⾵をともなう豪⾬に⾒舞われたニューヨーク市では、地下鉄構内に濁流が流れ込み、駅や⾞内が浸水する事態も発⽣。環境危機はますま す深刻化している。
かつて、ニューヨーク港は世界の牡蠣の半分が⽣息する場所だったが、乱獲によりその数は激減し た。しかし今、ニューヨーク市民により、牡蠣を港に戻す活動が行われている。牡蠣は呼吸することによって水を濾過し、牡蠣礁は小魚たちの住処となる。環境再⽣の手段のひとつとして、都市を救う 可能性を秘めた存在と再評価されている。
本作では、牡蠣を通して様々な団体、人々がニューヨーク湾に多様な⽣態系を取り戻し、湾の侵蝕 を⾷い⽌めるために活動している様子を追っている。
そのような環境に寄与する役割とあわせ、繁殖のために性を転換する、性別を固定していないという牡蠣の特質が、本作の重要なテーマを担っている。本作の監督、エミリー・パッカーは自身がノンバイナリーでもあり、その性のあり方にも着目することで、昨今のジェンダーをめぐる私たちの問題も提示している。ドキュメンタリーでありながら、フィクションフッテージや歴史映像も取り入れ、ニューヨークの歴史と未来、そして今後の人類の進むべき道筋を指し示すユ ニークでクィアなハイブリッド・ドキュメンタリーがいよいよ日本公開となる。
今回、解禁されたメインビジュアルには寄り添う習性がある牡蠣をモチーフとして、いくつかの牡蠣が重なり合うように中央に配置され、「たとえば、牡蠣のように生きれたら」とキャッチコピーが配置されている。鑑賞後、無性に牡蠣が食べたくなる”牡蠣映画”でもある。









【クレジット】
『水の中で息をする −彼⼥でも彼でもなく−』
アメリカ|2023 年|77 分|英語|原題:Holding Back the Tide
監督:エミリー・パッカー プロデューサー:トレイ・テルーオ 撮影:ジョン・マーティ 編集:リンジー・フィリップス、ベン・スティル 字幕翻訳:⻄⼭敦子 デザイン:中野⾹ 配給協⼒:野崎敦子 配給宣伝:ブライトホース・フィルム
公式 HP|mizunonaka.brighthorse-film.com
© Marginal Gap Films 2023
2026 年 1 月 31 日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開 以降全国