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映画
渡辺真起子主演「無明の橋」公開決定&ティーザービジュアル解禁 立山の女人救済儀式モチーフ
(2025年8月29日11:00)

日本映画界を支え続けている名優、渡辺真起子が「トルソ」(山崎裕監督)以来、 15 年ぶりの単独主演を務める「無明の橋」(むみょうのはし)が12月19日(金) より新宿武蔵野館ほかにて全国公開が決定した。映画の舞台となっ ている富山県では、11月28日(金)より先行公開される。公開決定でティーザービジュアルなどが解禁になった。
映画は、現在でも3年に一度、実際に富山県の立山で催される女人救済の儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」をモチーフにした作品。 富山にそびえる立山は、古くより山岳信仰の対象とされてきた。江戸時代 には、生前自らが積み上げた罪によって、死後は地獄に堕ちると一部の人に信じられていた。この不安から逃れるため、男性は罪滅ぼしを目的としてこの立山を盛んに訪れたという。
一方、女性は立山へ入山することも許されていなかった。そんな中、救済される対象に無い女性のために誕生したのが、「布橋灌頂会」。 映画『無明の橋』は、心に深い傷を負い、自責の念にかられたひとりの女性が導かれるように「布橋灌頂会」に参加 し、その後、立山で出会った様々な人々、様々な出来事を通じて、いかにして新たな一歩を踏み出せたのかを描いた物語。





主演は、1998年に映画『バカヤロー!私、怒ってます』で俳優デビューして以降、日本映画界を支え、牽引し続けてきた渡辺真起子。渡辺はこれまで、滝田洋二郎、諏訪敦彦、小林政広、阪本順治、廣木隆一、黒沢清、行定勲、 河瀨直美、深田晃司、HIKARI、三宅唱など、四半世紀に渡り、その時代時代を代表する映画を発表してきた監督達の作品に出演し続け、比類なき存在感を物語に刻み込み、今日に至るまでの日本映画界を支えてきた大きな柱の一人でもある名優。また度々国際映画祭の審査員も務める。本作では、3歳だった愛娘を亡くし心に癒せぬ傷を 負い、強い自責の念を背負いながら生きる主人公・八木由起子を演じている。
そして、「布橋灌頂会」に参加するために、由起子が富山県の立山に足を運んだ時に出会う様々な人々。立山で育ち「布橋灌頂会」の手伝いをしていたことをきっかけに由起子と出会い、行動を共にすることになる少女・沙梨役には、 2025 年に日本テレビ 土曜ドラマ「なんで私が神説教」に出演した他、CMでも活躍し、本作が長編映画デビュー作となる陣野小和。由起子と共に「布橋灌頂会」に参加したことをきっかけに奇妙な巡りあわせにより由起子と沙梨と関 わり合いを持つ夏葉役には、2025年10月にカンヌ国際映画祭監督週間に出品された『見はらし世代』(団塚唯我監督) と新海誠作品の初の実写映画『秒速5センチメートル』(奥山由之監督)が公開され、9月8日から放送される主演ドラマ「いつか、無重力の宙で」を控える木竜麻生。そして、由起子の過去を知り彼女に優しく寄り添う美佐江役には県 出身の俳優の室井滋が扮し、個性豊かな俳優陣が脇を固める。
監督は、軽度の知的障がいのある女性の初恋を描いた『真白の恋』(17)、人生に立ち止まってしまった若者を手助けする場所に集う人々を描いた『もみの家』(20)など、一貫して自身の出身地である富山県を舞台に、その美しい風景と共に人々が抱える痛みとその癒を丹念に映し出し、これまで第32回高崎映画祭 新進監督グランプリ、なら国際 映画祭や福井映画祭で観客賞を受賞するなど、映画ファンの心を掴んできた坂本欣弘。
この度、解禁されたティザービジュアルは、「布橋灌頂会」に参加した際には必ず着用しなければならない白装束と 赤い帯を身に纏った由起子の後ろ姿が大きく写し出され、彼女がその背に負った罪の意識、新たな一歩を踏み出せないでいる彼女がその背に抱える重荷があることを想起させるデザインとなっている。また、場面写真と劇場公開によせて本作主演の渡辺真起子・監督の坂本欣弘のコメントもあわせて解禁となった。
主演の渡辺真起子は「大切な人を失ってしまったその人はどうやって再生するのでしょうか。 答えは失ったことがある人にしかわからないのかも知れません。 人は必ず、その時を迎えます。それが他者なのか自分なのかは分かりませんが。 魂というものがあるのなら、それはどこに行くのでしょう。 坂本監督が紡いだ時間は見つめている者と見つめられている者の物語になっていました。」とコメント。
坂本欣弘(監督・脚本)は「この映画の構想から、気づけば9年という月日が流れていました。ずっと心に引っかかっていた思いを、ようやく物語にすることができました。誰かを失った経験がある人、悲しみを抱えたまま立ち止まってしまった人へ。 立山の風景に寄り添いながら描いたこの小さな物語が、観てくださる方の心のどこかに静かに触れ、 前へ進む力になりますように。」と語った。
【あらすじ】
15 年前、3歳だった愛娘を亡くした由起子は、心に癒えぬ傷を背負いながら、今もその罪の意識から逃れられずにいた。 ある日、とある絵画を偶然目にして心を奪われた彼女は、駆り立てられるように、その絵が描く舞台の地へと足を運ぶ。 立山連峰を望む橋のたもと。様々な想いを抱えた女性が集うその場所で、由起子は不思議なひとときを過ごすことになるのだった ——。
【クレジット】
出演:渡辺真起子 陣野小和 吉岡睦雄 岩瀬亮 山口詩史 岩谷健司 木竜麻生 / 室井滋
監督:坂本欣弘(『真白の恋』『もみの家』)
脚本:伊吹一 坂本欣弘 音楽:未知瑠 製作:堀江泰 福田里美 加治幸大 坂本欣弘 小林永 福崎秀樹 プロデューサー:髭野純 ラインプロデューサー:田中佐知彦 アソシエイトプロデューサー:仙田麻子 撮影:米倉伸 照明:平谷里紗 音響:黄永昌 美術:畠智哉 スタイリスト:大場千夏 ヘアメイク:斎藤恵理子 助監督・編集:中村幸貴 制作担当:小元咲貴子 種村晃汰 制作協力:イハフィルムズ Ippo 制作プロダクション:コト
配給・宣伝:ラビットハウス 「無明の橋」製作委員会(堀江車輌電装/ZOO/北陸ポートサービス/コトリ/PARK/フクール
© 2025「無明の橋」製作委員会 公式HP:http://mumyonohashi.com/ X(旧Twitter)/Instagram:@mumyonohashi
2025 年11月28日(金) 富山先行公開 2025 年12月19日(金) 新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国公開