北米週末興行「クワイエット・プレイス:DAY1」初登場1位

(2024年6月30日11:00)

北米週末興行「クワイエット・プレイス:DAY1」初登場1位
「クワイエット・プレイス:DAY1」(日本版公式サイトから)

「クワイエット・プレイス」シリーズの第3弾「クワイエット・プレイス:DAY1」が28日(現地時間)、北米で公開され、同日の北米興行収入2250万ドルを記録して1位になった。

米興行サイトBox Office Mojoによると、「クワイエット・プレイス:DAY1」(原題:A Quiet Place:Day One)は28日金曜日に2250万ドル(約36億Ⅰ890万円)の興行収入を記録して首位に立った。
同作は、音に反応して襲い掛かる異星人に支配された世界を描くサバイバル・ホラーシリーズの3作目。「音を立てたら、即死」という過酷な状況の中で沈黙を守り生き残りにかける家族の姿を描いた1作目「クワイエット・プレイス」(2018年)、2作目「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」(2021年)に続く3作目。日本でも28日に公開された。
1作目の前日譚を描く内容で、猫を抱えてニュヨークにやってきた女性サミラは、いくつもの火球が地上に落ちてきて、謎の生命体が音に反応して次々に人間に襲い掛かる中、猫を抱えて逃げ惑う。サミラ役にルピタ・ニヨンゴのほか、ジョセフ・クイン、アレックス・ウルフ、ジャイモン・フンス―などのキャストで、監督・脚本はマイケル・サルノスキ。

2位は前週1位のアニメ映画「インサイド・ヘッド2」で、興収1710万ドル(約27億5036万円)だった。

3位は初登場の「Horizon: An American Saga – Chapter 1」(原題)で410万ドル(約6億5944万円)だった。同作はケヴィン・コスナーが共同脚本・監督・主演・製作を務めた西部劇。4部作で構成され、西部開拓時代を描く。第1章は28日、第2章は8月16日と連続で公開される。

4位は「バッドボーイズ RIDE OR DIE 」の283万5000ドル(約4億5598万円)。
5位は初登場の「Kaki 2898 AD」(原題)で興収185万ドル(約2億9755万円)。同作は、ナグ・アシュウィン監督による2024年のインド・テルグ語叙事詩SF映画。カルキ・シネマティック・ユニバースの第1弾で、ヒンドゥー教の聖典にインスパイアされている。西暦2898年の黙示録後の世界を舞台に、実験体SUM-80の胎児カルキを救う使命を帯びた数少ない選ばれし人々の姿を描く。