「猿の惑星/キングダム」北米週末興行を制覇 3日間の興収88億円

(2024年5月13日10:30)

「猿の惑星/キングダム」北米週末興行を制覇 3日間の興収88億円
「猿の惑星/キングダム」(日本版公式サイトから)

先週末3日間の北米興行収入ランキングで、10日に公開された「猿の惑星/キングダム」が興収5650万ドル(約88億440万円)を記録する大ヒットとなりトップに立った。日本でも10日に公開された。

米興行サイトBox Office Mojoによると、「猿の惑星/キングダム」(原題:Kingdom of the Planet the Ape)は先週末(10日~11日)に5650万ドル(約88億440万円)を売り上げ1位になった。他のトップ10の合計を上回る大ヒットとなった。
米Page Sixによると、2010年代にリブートされた「猿」3部作をベースにした20世紀スタジオとディズニーによるこの映画は、「デューン 砂の惑星 PART2」の8150万ドル(約127億円)、「Kung Fu Panda 4」の5830万ドル(約90億8489万円)に次いで、今年3番目に高いオープニング興収を記録。
同シリーズでは2014年の「猿の惑星:新世紀」のオープニング週末7200万ドル(約112億1876万円)に次ぐ、シリーズ2番目の成績だった。今作は1968年に始まった「猿の惑星」シリーズの10作目になる。
今から300年後の世界が舞台で、猿たちは絶対的支配をもくろみ、巨大な帝国(キングダム)を築こうとし、人類は退化してまるで野生生物のような存在になっていた。そうしたなか、若き猿のノアは人間の女性と出会い物語が展開していく。ウェス・ポール監督で、オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーランなどのキャスト。

10日の興収で1位だったライアン・ゴズリング主演の「フォールガイ」は、週末3日間では1370万ドル(約21億3487万円)で2位だった。
3位はゼンデイヤ主演のテニスをめぐる三角関係を描いた「チャレンジャーズ」(日本は8月16日公開)で、468万4276ドル(約7億3000万円)を記録した。
4位はスーパーナチュラルホラー「Tarot」で345万ドル(約5億3761万円)、5位は「ゴジラ×コング 新たなる帝国」で252万5000ドル(約3億9347万円)だった。