「デューン 砂の惑星PART2」全米週末興行収入初登場1位 初日に48億円記録

(2024年3月3日10:30)

「デューン 砂の惑星PART2」全米週末興行収入初登場1位 初日に48億円記録
「デューン 砂の惑星PART2」(日本版公式サイトから)

「デューン 砂の惑星PART2」が1日(現地時間)、全米で公開され、初日の興行収入3200万ドル(約48億3000万円)を記録して初登場1位を獲得した。日本では15日に公開される。

米興行サイトBox Office Mojoによると、「デューン 砂の惑星PART2」は初日の興行収入3220万ドルで2位以下を大きく引き離して1位だった。米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)が報じた。

同作は、フランク・ハーバードのSF大河小説「デューン」を映画化したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「DUNE/デューン 砂の惑星」(21年)の続編で、ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデムが1作目に続いて出演し、クリストファー・ウォーケン、オースティン・バトラー、フローレンス・ピューが新たにキャストに加わった。
宇宙帝国の統治者である皇帝に命を狙われる主人公ポール・アトレイデス(シャラメ)が、惑星デューンに暮らす先住民の女性チャニ(ゼンデイヤ)らと、全宇宙を巻き込む最終決戦に挑むという内容。
同紙は、「1作目よりも優れたSFの勝利」と評した。 Deadlineによると、同作は今年最初の大ヒットを記録し、国内興収は7600万ドル(約1140億円)に達すると予想されている。業界予想の8000万ドルを下回るが、前作のオープニング興収4100万ドルを上回るヒットになるとみられている。

2位は、キングスレー・ベン=アディールがレゲエ界のアイコン、ボブ・マーリーを演じた「ボブ・マーリー: ONE LOVE」で、興収192万ドル(約2億8800万円)だった。
3位は「Ordinary Angels」の105万ドル(約1億5750万円)。ヒラリー・スワンク主演で、肝臓移植を必要とする娘を持つ男性を助けた実在の美容師役で、「説教臭さなしに聖書の真理を強調している」と同紙は評した。