愛の名作「キャロル」クリスマス特別上映決定 ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラ競演

(2023年12月13日13:45)

愛の名作「キャロル」クリスマス特別上映決定 ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラ競演
「キャロル」のケイト・ブランシェット㊧とルーニー・マーラ

クリスマスのニューヨークを舞台に、美しくミステリアスな婦人キャロル(ケイト・ブランシェット)とフォトグラファーを夢見ながらも百貨店で働くテレーズ(ルーニー・マーラ)の愛をを描いた愛の名作「キャロル」が1 週間(12月22日~28 日)限定上映されることが決まった。

同作はパトリシア・ハイスミス原作の知られざるベストセラーを初映画化した2015年の話題作で、物語の舞台となる50 年代を再現した美しい衣装や、スーパー16 ミリフィルムで撮影された映像、名曲の数々が映画史に残る“出会い”の瞬間に観る者を引き込んでいく。同性愛が社会の風紀を乱す犯罪とされていた当時の米国で運命的に出会い愛し合う2人。名女優2人の美しすぎる官能的ベッドシーンも。だが引き裂かれ、そしてエモーショナルなラストシーンが待ち受ける。
『ブルージャスミン』でアカデミー賞主演女優賞を獲得し、第 88 回ゴールデン グローブ賞では最新作『TAR/タ―』で主演女優賞を受賞し再び注目を集めたケイト・ブランシェットと、本作でカンヌ国際映画祭女優賞を獲得したルーニー・マーラの競演で、その年のアカデミー賞ダブル女優賞(主演、助演)ほか 6 部門にノミネートされ話題を呼んだ。


昨年、キャロルとテレーズが運命的に出会ったクリスマスにあわせ恵比寿ガーデンシネマにて2日間限定で上映した際、瞬く間に満席となった本作。ファンの期待に応え、今年も同じく恵比寿ガーデンシネマにて、12 月 22 日(金)~28 日(木)1 週間の限定上映が決定した。上映劇場も拡大し、東京のほか、大阪(シネ・リーブル梅田)、愛知(三越映画劇場)、千葉 (キネマ旬報シアター) でも上映する。また、昨年に続きキャロルのテーマカラーでもある赤を身に着けて来場した人に は「キャロル」のオリジナルステッカーのプレゼント企画も用意している。

■「キャロル」クリスマス特別上映企画 <上映劇場・スケジュール>

東京:恵比寿ガーデンシネマ 12 月 22日(金)~28 日(木)
千葉:キネマ旬報シアター 12 月 23 日(土)~29 日(金)
愛知:三越映画劇場 12 月 15 日(金)~25 日(月)
大阪:シネ・リーブル梅田 12 月 23日(土)~25 日(月)
<入場者プレゼント>(先着限定数)
キャロルのテーマカラーである“赤”を纏って(マフラー、手袋、帽子などの小物でも可)来場者に先着限定で「キャロル」のオリジナルステッカー(上の写真のいずれか)をプレゼント。(※配布日時は劇場により異なる。詳しくは各劇場に問い合わせのこと)

【ストーリー】1952 年、ニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見た。 鮮やかな金髪、艶めいた赤い唇、真っ白な肌、ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名はキャロル。このうえなく美しいそのひとにテレーズは憧れた。しかし、美しさに隠されたキャロルの本当の姿とは…。 不幸な結婚、偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。 それを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。

【クレジット】
2015/アメリカ/カラー/DCP/ビスタ/118 分
監督:トッド・ヘインズ
出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、カイル・チャンドラー、ジェイク・レイシー、サラ・ポールソン他
提供:ファントム・フィルム/KADOKAWA 配給:ファントム・フィルム
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