レイチェル・ゼグラー主演「ハンガー・ゲーム0」米週末興収で1位 

(2023年11月20日15:30)

レイチェル・ゼグラー主演「ハンガー・ゲーム0」米週末興収で1位
「ハンガー・ゲーム0」(日本版公式サイトから)

レイチェル・ツェグラー主演の新作「ハンガー・ゲーム0」が、先週末(11月17日~19日)に米国内興行収入4400万ドル(約65億5700万円)を記録して1位を獲得した。

米TMZによると、「ハンガー・ゲーム0」(原題 The Hungergames:The Ballad of Songbirds and Snakes」)の先週末の全世界興行収入は約9900万ドル(約147億7500万円)だった。予算が1億ドル(約150億円)だったことを考えると、かなり良い成績だという。ジェニファー・ローレンスが主演した「ハンガー・ゲーム」の約60年前を舞台にした前日譚で、「ウエスト・サイド・ストーリー」(21)で第79回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞したレイチェルと、「ロビン・フッド」(10)などのトム・ブライスが主演している。ローレンス主演のこれまでの作品と比べれば成績は良くなかったが、ローレンスがこの作品に出演していないことを考えれば、この結果は悪くないという。

「ハンガー・ゲーム」の新作は黒字になるとみられているが、このフランチャイズにもう1本か2本作るかは未定だという。ライオンズゲートのアダム・フォゲルソン副会長は「国内では少し軽く、海外では(予想を)少し上回った。スタジオにとって素晴らしいビジネス結果になるだろう」とコメントした。

これはゼグラー自身にとっても良い兆候だという.。ゼグラーは近く公開される「白雪姫」のリブート版について、最近非難を浴びていたが、「ハンガー・ゲーム0」のヒットで一掃されるだろうという。日本は12月22日公開。

米興行サイトBox Office Mojoによると、2位はドリーム・ワークスのアニメ映画「Trolls Band Together」の3060万ドル(約45億6000万円)、3位は先週から77.9%減と失速した「マーベルズ」の1020万ドル(約15億円2000万円)。4位は「サンクスギビング」の1020万ドル。5位は「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ」の350万ドル(5億2000万円)だった。