農場にキャバレーを開いた実話の映画化「ショータイム!」予告編と場面カット公開

(2023年11月18日20:00)

農場にキャバレーを開いた実話の映画化「ショータイム!」予告編と場面カット公開
「ショータイム!」

売り払われる寸前の農場を建て直そうと納屋に「キャバレー」を開いた実話を基にした、「Les Folies Fermières」(原題)が邦題「ショータイム!」として、12月1日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開になる。このほど予告編と場面カットなどが公開になった。

本作は、3代続いていた農場が潰れかけ、主人公のダヴィッドは立て直そうと農場の納屋を改装してキャバレーを作ろうと奔走。反対する人たちを納得させ、パフォーマーを集め華やかなショーを演出するという、フランスの田舎であった奇跡の実話をもとにした笑いあり涙ありのエンターテインメント。

主役のダヴィットには『セラヴィ!』(17)で大きな感動を与えたアルバン・イワノフ。相手役のボニーは社会派作品に多く出演、ダンサーとしての才能も開花したサブリナ・ウアザニが務める。

この度解禁になった予告編では、自然豊かな田舎の農場にまさかのキャバレーを作り、人生の一発逆転を狙うダヴィッドと、キャバレーに集まるクセ者メンバーたちの笑いを誘う奮闘ぶりが、フレンチ・ポップスのレジェンド、ダリダのナンバーも盛り込んで描かれる内容になっている。

「希望を捨てるな、最後にはうまくいく!」と微笑むダヴィッドだが、果たして農 場キャバレーは成功するのか!?実話をもとにした信じられないような物語は、観 る者を幸せな気持ちにさせてくれる。
ポスタービジュアルも、ワラが敷かれたステージでパフォーマンスするダンサーの ボニーが目を惹くデザインで、ダヴィッドと彼が田舎町でかき集めたパフォーマー たちと牛が脇を固めるまさに“農家キャバレー”と言えるユニークなビジュアルになっている。

農場にキャバレーを開いた実話の映画化「ショータイム!」予告編と場面カット解禁
「ショータイム!」

【ストーリー】
フランスの中南部、酪農家のダヴィッドは地方裁判所へ“出頭”する。3代続いた農場が経営危機により差し押さえられてしまうのだ。何とか2か月の猶予を与えられたものの、挽回の策はない。途方に暮れた帰り道、道端に明るく輝くネオンサインを見つける。『キャバレー』だった。そこで見たのは、妖艶なダンサー=ボニーの魅力的なパフォーマンス。ダヴィッドは、納屋をキャバレーに改装して勝負を賭けようと思いつく。折しもクビになった ボニーに、ダヴィッドはショーの出演と演出をもちかける。怪しまれるも、ボニーはマネージャーと喧嘩別れしたばかり。かくしてボニーは演出兼任の鬼となり、ダヴィッドが集めた訳ありパフォーマーを厳しく鍛えると、みるみるうちにステージのパフォーマンスが出来ていく。いよいよオープンを明日に迎えた日、思いもよらない事態が起きてしまう…。

農場にキャバレーを開いた実話の映画化「ショータイム!」予告編と場面カット解禁
「ショータイム!」

【クレジット】
監督:ジャン=ピエール・アメリス
脚本:ジャン=ピエール・アメリス、マリオン・ミショー、ジャン=リュック・ガジェ 脚本協力:ミュリエル・マジェラン
  出演:アルバン・イワノフ 、サブリナ・ウアザニ、ベランジェール・クリエフ、ギイ・マルシャン、ミシェル・ベルニエ
  撮影:ヴィルジニー・サン=マルタン 音楽:カンタン・サージャック
2022/フランス/フランス語/ビスタ/109分/ 原題:Les Folies Fermières/字幕翻訳:中沢志乃/配給: 彩プロ 映倫G
© 2021 - ESCAZAL FILMS - TF1 STUDIO - APOLLO FILMS DISTRIBUTION - FRANCE 3 CINÉMA - AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA