”レゲエのカリスマ”ボブ・マーリーの伝説のラストライブ・ドキュメンタリーが来年2月公開 ポスタービジュアル解禁

(2023年11月6日11:20)

”レゲエのカリスマ”ボブ・マーリーの伝説のラストライブ・ドキュメンタリーが来年2月公開 ポスタービジュアル解禁
『ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター』
ポスタービジュアル

レゲエ・ミュージックのカリスマ、ボブ・マーリー(1945~81)の母国ジャマイカでの伝説のラストライブを映像化したライブ・ドキュメンタリー『ReggaeSunsplash』が、邦題『ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター』として2024年2月9日より新宿シネマカリテほか全国ロードショーが決定し、ポスタービジュアルが解禁となった。

1979年7月、ジャマイカで開催された第2回レゲエ・サンスプラッシュの模様を収録したライブ・ドキュメンタリーで、母国ジャマイカでのラストライブとなった、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ圧巻のパフォーマンスが記録されている。同年4月に実現した、最初で最後の来日公演直後のライブで、その熱狂を追体験できる。他には、ピーター・トッシュ、サード・ワールド、バーニング・スピアが出演。
「イズ・ディス・ラヴ」「ジャミング」「ノー・ウーマン・ノー・クライ」「ゲット・アップ、スタンド・アップ」「アイ・ショット・ザ・シェリフ」「エクソダス」など数々の名曲・ヒット曲で知られるボブ・マーリーとウェイラーズの熱狂ライブがスクリーンに蘇る。

ラスタファリアニズム(1930年代にジャマイカの労働者階級と農民を中心に発生したアフリカ回帰運動の要素を持つ宗教的思想運動。ラスタの思想やメッセージを伝える手段としての音楽・レゲエへと流行が変遷していったといわれる)の象徴的存在のレゲエ・ミュージシャンで、ドレッドロックス、ガンジャ(大麻)、赤・黄・緑・黒のラスタカラーでおなじみのマーリーの貴重なインタビュー映像からは、差別を嫌い、平和を願う、剝き出しのメッセージが溢れている。

カリブ海の小さな島ジャマイカで生まれたレゲエ・ミュージック。70年代ロック界に大きな衝撃を与え、エリック・クラプトンやローリング・ストーンズなど様々なミュージシャンに多大な影響を与えた。そして英国のパンク・ムーブメントともrebel music(反逆の音楽)レゲエは共鳴し合い、鬱屈した当時の若者達をたちまち虜にした。戦争、自然災害、貧困、孤独、未曽有の危機がはびこる現代社会にも通じるメッセージ”がある。
この度解禁されたポスタービジュアルでは、「36歳の若さで天国に旅立った“反逆”のカリスマ 伝説のライブがスクリーンに蘇る!」というコピーと共に、熱狂的なステージ上、一瞬の静寂を捉えた、カリスマ性溢れる印象的な横顔が切り取られている。ドレッドヘアーに赤・黄・緑のラスタカラーの服を身に着け、ラスタファリアニズムの象徴として世界中に知られたボブ・マーリー。現代社会にも刺さるメッセージとリズムが満載のレゲエの魅力が詰まったバイブル・ムービーは音楽ファン必見だ。ボブ・マーリーの波乱万丈な生涯を描いた映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』(東和ピクチャーズ配給)が2024年に日本公 開が決まり、11月3日にはデビュー作発表から50周年を記念した特別アルバム「キャッチ・ア・ファイアー<50周年記念盤>」(ユニバーサルミュージック)が発売されるなど、盛り上がりを見せるボブ・マーリーが本作で見られる。

【クレジット】
出演:ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ、ピーター・トッシュ、バーニング・スピア、サード・ワールド
監督:ステファン・ポール/撮影監督:ライナー・ハインツェルマン、ハンス・シャルク/編集:ヒルデガルト・シュレーダー
1980年/西ドイツ・ジャマイカ/英語/109分/4:3/ステレオ/PG-12 原題:Reggae Sunsplash 提供:ニューセレクト|配給:アルバトロス・フィルム
公式HP:https:// bob-marley-movie.com
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