映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」初日豚挨拶 比嘉愛未、三浦翔平ら登壇

(2023年10月6日23:30)

映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」初日豚挨拶 比嘉愛未、三浦翔平ら登壇
㊧から田中光敏監督、浅利陽介、三浦友和、比嘉愛未、三浦翔平、石野真子、小手伸也(6日、東京・新宿区のシネマート新宿で)

映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の初日舞台挨拶が6日、東京・新宿区のシネマート新宿で行われ、比嘉愛未(37)、三浦翔平(35)、浅利陽介(36)、小手伸也(49)、石野真子(62)、三浦友和(71)、田中光敏監督(64)が登壇して同作について語った。 .

同作は、三重県伊勢志摩市を舞台に、伝説の時価6億円の真珠をめぐる家族の大騒動と成年後見制度の問題を描くハートフル・エンターテイメント。「
テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する比嘉愛未と三浦翔平がダブル主演を務める。比嘉は三重県伊勢志摩で真珠の養殖業を営む両親をもつ三人姉妹の三女・大亀遥海を、三浦翔平は認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人として大亀家に関わる弁護士・城島龍之介を演じている。他に三人姉妹の父親・大亀仙太郎を三浦友和、母親の満代を石野真子、大亀家の長女・珠子を松岡依都美、次女・浜子を山﨑静代、弁護士の井坂を小手伸也、遥海の幼馴染・雄太を浅利陽介、ブローカーの金増を田中要次といった個性豊かな俳優陣が脇を固め、物語に深みを与えている。 メガホンを取るのは『利休にたずねよ』(13)、『海難1890』(15)、『天外者』(20)などで知られる田中光敏監督。

映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」初日豚挨拶 比嘉愛未、三浦翔平ら登壇
比嘉愛未

比嘉は「改めて思ったんですけど映画を作るって、たくさんの人の想いと努力、協力があって皆さんにお届けできるんだなということを痛感しています。今日を迎えたことはとてもうれしく、ここから全国のたくさん皆さんに届いてほしいなという思いです」と初日を迎えた喜びをかかった。

三浦は「やっととホッとしました。去年の春から1年ちょい、やっと皆さんに届けられるのはうれしいこと。この映画をご覧になっていただいた皆さんの力を借りて、いろんな方に見てほしいと思いますのでご協力をお願いします」と観客に呼び掛けた。

田中監督は「ここにいらっしゃる役者さんたちが、楽しい脚本に命を吹き込んでいただいて、さらに物語を膨らませていただいた。皆さんに楽しんでいただける作品になったかなと思います」と作品の出来に自信をのぞかせた。

比嘉は自身の役どころについて「大亀家の三女の遥海、自分の母を義理の父親である仙太郎に奪われたと思ってずっと彼女に対して確執を抱えている、自分で孤独にしてしまっている女性を演じました」と説明した。

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三浦翔平

三浦は「大亀家の時価6億円の真珠を狙う悪い弁護士の役」といい、「過去に母親との確執があり。それがトラウマになり、信じられるのは銀行の預金残高だけで、ちょと性格がひん曲がってるんですけど、ご覧になった後に皆さんがどう龍之介のことを思ってくれるのか楽しみです」と語った。そして「遥海の一言で動かされていく、龍之介自身も成長していくという役柄を演じさせていただききました。家族の確執があるんですけれども」とドラマ展開の一部を明かした。

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三浦友和

伝説の真珠職人、大亀仙太郎を演じた三浦は「真珠はあこや貝からできるんですけれども、核入れと言って非常に難しい作業がありまして、それを本当の職人さんに教えていただいて、何とかなったかなあと」と言って笑わせた。

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石野真子

娘の遥海を連れて仙太郎と再婚した大亀満代役の石野は「私も真珠の養殖家として伊勢志摩の真珠を愛して、旦那様の夢に賭けて真珠を作ろうという、ひたすらそれに向き合い最後まで意思を貫く強い女性」と明かし、「伊勢志摩の景色がとっても素敵で、海の上でいろいろ…あれ、(上映前でネタばれになるので)言えないの」と言って出演者たちを笑わせた。

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浅利陽介

浜口雄太役の浅利は「港の前にある民宿をやっていて遥海の同級生で、東京とか名古屋に出ようと思ったけど勇気が出ない人です…」というと「もっといってもいいのでは」などとつっこまれれて笑いが起きていた。

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小手伸也

小手は「城島先生(三浦)が運営します弁護士事務所ホースフライのg当会用語でいう急弁、居候弁護士として在籍していて、バディと表現されていますが完全に頭が上がらない。自分たちがちょっと悪いことをしているというのもわかっている。でも後見人制度というものを悪用する人たちもいたりして、そんな中でお金って何だろうねって思いつつも甘い汁吸いたいよねっていう、一番人間らしいところでいろいろやってました」と説明した。「そして6億円の真珠を一緒に狙っていて、伊勢志摩は真珠が有名ということで、個人的に真珠を購入していました」と明かした。自分のアクセサリーのものと夫人に頼まれて真珠のネックレスを買ったという。

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田中光敏監督

田中監督は撮影を振り返って「俳優陣が映画の根幹を支えてくれて、物語を大きく膨らましてくれた」と俳優らをたたえ「映画の中では愛と赦しというか、ドタバタ劇の中で笑ったり泣いたり怒ったりしているんですけど、相続というのはこれから私たちにとってはとても大切な、そして愛する人を大切に思うならば、ちょっとだけこれから相続のことも感が行かないとということを、皆さんそれぞれが演じる中で伝えてくれているんじゃないかなと思いました」とこの作品に込めた思いを語った。

また、撮影中に最も印象に残った共演俳優について聞かれ、比嘉は三浦を挙げて「最後の方で二人が向き合う大事なシーンがありましが出たが「震えが止まらなかったときに私の手を何も言わずにギュって握りしめてくださって。その時に友和さんの役者としても先輩としての思いを感じまして、すごく助けられたなって。ありがとうございます」と感激するなど、ほかのはいゆもそれぞれの撮影中のエピソードを明かすなど大いに盛り上がっていた。

映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」初日豚挨拶 比嘉愛未、三浦翔平ら登壇
「親のお金は誰のもの 法定相続人」の比嘉愛未と三浦翔平



■映画概要

タイトル:『親のお金は誰のもの 法定相続人』    公開日: 2023年10月6日(金)シネマート新宿、イオンシネマ他全国ロードショー
   出演: 比嘉愛未 三浦翔平
浅利陽介 小手伸也 山﨑静代(南海キャンディーズ) 松岡依都美 田中要次/石野真子/三浦友和 
監督:田中光敏  脚本:小松江里子
配給: イオンエンターテイメント、ギグリーボックス
主題歌:ビッケブランカ「Bitter」( コピーライト: ©2022「法定相続人」製作委員会
公式HP: https://oyanookane-movie.com/ 公式SNS
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