エマ・ストーン、映画「哀れなるものたち」で生々しいベッドシーン  アカデミー賞有力候補

(2023年9月4日14:30)

エマ・ストーン、映画「哀れなるものたち」で生々しいベッドシーン  アカデミー賞有力候補
「哀れなるものたち」米国版ポスタービジュアル(Instagram/@poorthingsfilm)

エマ・ストーン(34)が映画「哀れなるものたち」で生々しいベッドシーンを演じるなど熱演していると絶賛されて、アカデミー賞の有力候補に浮上しているという。米メディアが報じた。

米「TMZ」によると、エマ・ストーンの新作映画「哀れなるものたち」(原題:Poor Tings)が先週末、コロラド州のテルライド映画祭とイタリアのベネチア国際映画祭で上映され、絶賛を浴びたという。ベネチア国際映画祭ではコンペティション部門に選出されている。
米俳優組合のストライキでプロモ-ション活動ができないため、エマは同映画祭には出席せず、9月8日の全米公開が12月8日公開に延期になったという。

この映画は、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名小説を映画化した作品で、ビクトリア王朝の英国を舞台に、エマ演じる主人公のベラが、夫の虐待に苦しみ自殺を図るが、天才科学者によって蘇生され、身ごもっていた子どもの脳を移植されるという異色の物語。

ベラは、性的解放の冒険者を演じており、噂によるとこの作品はかなり官能的で、エマは生々しいベッドシーンを演じているという。

べネチア国際映画祭で行われた記者会見でヨルゴス・ランティモス監督は、エマはカメラで見せたかった生々しいセックスを演じるという点で、あらゆる段階を共有したと語った。フルヌードのようだという。

観客はこの映画をセンセーションと呼び、エマは間違いなく2024年の主演女優賞の最有力候補になるだろうと予想している。「ラ・ラ・ランド」(2016年)以来2度目のアカデミー賞主演女優賞獲得なるか注目される。

映画評論家のマット・ネグリアはX(旧ツイッター)で「『POOR THINGS』は、ヨルゴス・ランティモス監督が作り上げた最も技術的に素晴らしい映画です。エマ・ストーンのキャリア最高のパフォーマンスをフィーチャーした、性的に解放的でフェミニスト擁護の、想像力豊かな覚醒と発見の物語。マーク・ラファロはかつてないほど面白い。センセーショナルな勝利!」と絶賛した。