映画「魔女の香水」に平岡祐太が出演 黒木瞳、桜井日奈子を語る

(2023年1月20日16:30)

映画「魔女の香水」に平岡祐太が出演 黒木瞳、桜井日奈子を語る
平岡祐太

黒木瞳、桜井日奈子が出演する映画「魔女の香水」(2023年初夏公開)に平岡祐太が出演したことが20日、発表になった。平岡は共演した黒木瞳や桜井日奈子、宮武由衣監督についてコメントした。

昨年12月にクランクアップ記者会見が行われ、メインキャストの黒木、桜井、宮武監督らが同作について製作エピソードなどを明かして話題を呼んだ映画「魔女の香水」。第二弾のキャスト情報として平岡の出演が発表となった。平岡が演じるのは、「魔女さん」と呼ばれる黒木瞳演じる香水屋の店主・白石弥生によって香水に魅せられ、自らの人生を切り開く桜井日奈子演じる若林恵麻の憧れの男性となる実業家の横山蓮。平岡は映画「スウィングガールズ」(2004年)で第 28 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、安定した演技力で話題作への出演が続いている。

未来に希望を持てず、自分に自信を持つことができなくなっていた恵麻は、弥生から伝授された「香り」の力で徐々に成長を遂げていくという同作で、「香り」が繋ぐ縁によって蓮との間で繰り広げられる恋愛模様も見どころの一つで、「平岡祐太が胸キュンなラブストーリーをけん引」しているという。

出演情報解禁に伴い、撮影中に収録された平岡祐太のコメント映像が公開された。
平岡は現在までの撮影について「僕、監督とご一緒したことがあるんですけど、すごく繊細な何か空気感というか表情を大切にされる方なので、監督がOKっていうことに対しては、何か信頼とか安心というものはすごく感じながら撮影しています」と監督への信頼について語った。
共演の黒木については「女性の生き方とかいうものにすごくフォーカスした作品かなと思っていて、タイプもいろんな女性が出てくる。ということは、やはり黒木さんだったら、もう本当に魔女なんじゃないかというぐらいの美しさ、というか上品さ、芯のある女性か、オーラというか、そういうのが出ているなと」と称賛した。

桜井については「桜井さんは非常に難しいキャラクター(役)だなと思っていて、というのがすごく年齢を重ねていく…そういうところで、子供っぽさがあったところから大人になっていく姿を演じるというのがすごく難しいだろうなお思いながらも、会うごとに変わってる雰囲気がしてて、その変化がすごいなと」と語った。

そして本作について「何か一つの本に近いというか、夢のつかまえ方みたいな本があるとしたら、この作品なんじゃないかなというような、そんな感じがしますね」と語った。

映画「魔女の香水」公開決定記者会見 黒木瞳、桜井日奈子ら登壇
「魔女の香り」(2023年初夏 TOHOシネマズ日比谷 他全国ロードショー)(配給:アークエンタテインメント)(©映画『魔女の香水』製作委員会)
映画「魔女の香水」公開決定記者会見 黒木瞳、桜井日奈子ら登壇
「魔女の香り」(2023年初夏 TOHOシネマズ日比谷 他全国ロードショー)(配給:アークエンタテインメント)(©映画『魔女の香水』製作委員会)

【Story】
白髪の美しく高貴な上品さを漂わせる女性・白石弥生(黒木瞳)が香水店で2つの香水を見せながら常連客を相手に語っている「世の中には似て非なるものがたくさんある」。一方、華やかなセレブ達が集まっているバンケットホールで派遣社員として奮闘する若林恵麻(桜井日奈子)。高卒の恵麻は、いつか正社員になって、一流の仕事を与えられることを目標に頑張る彼女は、後輩の見習い女性へのセクハラ行為を上司に抗議いたことで職を失ってしまう。自暴自棄になった恵麻は、声を掛けられた夜の街のスカウトマンに連れられ弥生の店を訪れることに。その店で出会った「魔女さん」と呼ばれる弥生と香りの世界に興味を持った恵麻は、弥生に誘われるまま店で働くことになった――。