「ミセス・ハリス、パリへ行く」クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスの写真とスケッチ画像解禁

(2022年10月18日17:00)

「ミセス・ハリス、パリへ行く」クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスの写真とスケッチ画像解禁
「ミセス・ハリス、パリへ行く」

「ポセイドン・アドベンチャー」他数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの原作「ハリスおばさんパリへ行く」をアカデミー賞ノミネート女優レスリー・マンヴィル主演で映画化した「ミセス・ハリス、パリへ行く」が11月18日(金)より公開される。ファッションショーシーンに登場するクリスチャン・ディオールがデザインした煌びやかなドレスの写真とスケッチ画像7枚がこのほど解禁された。

舞台は 1950 年代、ロンドン。戦争で夫を亡くした家政婦がある日働き先で 1 枚の美しいドレスに出会う。それは、これまで聞いたこともなかった、ディオールのドレス。500 ポンド(約8万4500円)もするというそのドレスに心を奪われた彼女はパリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋…?夢をあきらめなかった彼女に起きる、素敵な奇跡。いくつになっても夢を忘れない―見た人誰もがミセス・ハリスから勇気をもらえる、この冬一番のハッピーストーリーという。

「ミセス・ハリス、パリへ行く」クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスの写真とスケッチ画像解禁

「ミセス・ハリス、パリへ行く」クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスの写真とスケッチ画像解禁

「ミセス・ハリス、パリへ行く」クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスの写真とスケッチ画像解禁

「ミセス・ハリス、パリへ行く」クリスチャン・ディオールがデザインしたドレスの写真とスケッチ画像解禁
(ⒸChristian Dior)

ファッションショーシーンに登場するクリスチャン・ディオールがデザインした煌びやかなドレスの写真とスケッチ画像7枚がこのほど解禁された。
クリスチャン・ディオール自身がデザインしたドレスと、そのドレスのスケッチを見比べられる画像となっている!本作で衣装デザインを担当したのは、「眺めのいい部屋」(86)、「マッドマックス 怒りのデスロード」(15)、「クルエラ」(21)で3度のアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したジェニー・ビーヴァン。ディオールが描いたデザイン画を元に見事に当時のデザインを再現した。彼女は「私たちは、正しい生地を必死で探し求めたわ。ディオールの服はかなり重いから、ディオールの重さがないとダメなの。当時はセントラル・ヒーティングが普及していなかったから、生地は今より厚いものを使っていた。私たちは、写真から判断してちょうど良い色を出すために、生地をたくさん染めたの」とその苦労を明かす。

製作のグザヴィエ・マーチャンドはジェニー・ビーヴァンの仕事ぶりを称賛しつつ「僕たちは、ディオール社が貸し出した宝石類や帽子や靴を用いて、当時のディオールのルックを再現することに成功したんだ」と自信を覗かせる。 このほど解禁された画像のドレスが登場するのは本作でも大きな見所となっているメゾンディオールで開催されるファッションショーのシーン。次々とディオールのドレスがお披露目され、ハリスはまるで魔法の世界にでもいるかのような幸せそうな表情になる。

■ストーリー

第二次世界大戦後のロンドン。夫を亡くした家政婦ミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)は働き先でディオールのドレスに出会う。あまりの美しさに完全に魅せられたハリスは、ディオールのドレスを手に入れるためにパリへ行くことを決意する。なんとか集めたお金でパリへと旅立った彼女が向かった先は、ディオールの本店。威圧的なマネージャーのコルベール(イザベル・ユペール)から追い出されそうになるが、ハリスの夢をあきらめない姿勢は会計士のアンドレ(リュカ・ブラヴォー)やモデルのナターシャ(アルバ・バチスタ)、シャサーニュ侯爵(ランベール・ウィルソン)ら出会った人々を魅了していく。果たして彼女はディオールのドレスを手に入れて、夢を叶えることができるのだろうか……。

監督・脚本: アンソニー・ファビアン
キャスト:レスリー・マンヴィル(「ファントム・スレッド」)、イザベル・ユペール(「ピアニスト」「エル ELLE」)、ジェイソン・アイザックス、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー、ローズ・ウィリアムズ
製作:グザヴィエ・マーチャンド、ギョーム・バンスキー、アンソニー・ファビアン
原題:『Mrs. Harris Goes to Paris』/配給:パルコ ユニバーサル映画
(11月18日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開)