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「屍人荘の殺人」 神木隆之介と浜辺美波が前代未聞の密室殺人の謎に迫る

(2019年12月14日)

「屍人荘の殺人」 神木隆之介と浜辺美波が前代未聞の密室殺人の謎に迫る
「屍人荘の殺人」(TOHOシネマズ渋谷)

今村昌弘の同名ミステリー小説を神木隆之介、浜辺美波、中村倫也などのキャストで実写映画化したパニック・ミステリー。斬新な仕掛けとスタイリッシュな映像と個性的な俳優陣で見せる話題作。

■ストーリー

神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲(神木隆之介)と明智恭介(中村倫也)は、学内の事件を推理する探偵のホームズとワトソンを自称していた。だが葉村はミステリー小説のオタクにもかかわらず全く推理が当たらず、明智の万年助手に甘んじていた。そうしたなか、2人の前に謎の美人女子大生探偵・剣崎比留子(浜辺美波)が現れ、ロックフェス研究会の夏合宿に誘う。部員に脅迫状が届いたこと、昨年の合宿参加者に行方不明になった女子部員がいることを聞かされた2人は興味を持ち、3人で山奥のペンション紫湛荘に向かう。そこで連続殺人事件が起きさらにはとんでもない惨劇に見舞われ密室状態となったペンションを舞台に生き残りをかけた壮絶な闘いと殺人事件の謎解きが始まる。

■見どころ

今村昌弘の原作は「このミステリーがすごい!」「本格ミステリー大賞」など国内主要のミステリー賞4冠を達成した小説で、密室殺人の意外な手口を描いたものとして、またミステリーにはまず登場することがないゾンビが絡むなどの斬新な仕掛けのミステリー・エンターテインメントになっている。浜辺が謎めいた女子大生探偵を華麗に演じ、神木は推理が当たらないが優しく思いやりがあり剣崎と明智に翻弄される青年を熱演。また中村倫也や矢本悠馬、佐久間由衣、柄本時生、古川雄輝、山田杏奈ら個性派ぞろいの俳優陣が脇を固めて好演している。
(2019年12月13日公開)