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映 画
「バーニング」村上春樹の短編小説を韓国の巨匠が映画化した意欲作
(2019年2月3日)

- 「バーニング」
(TOHOシネマズシャンテ)
村上春樹の1983年の短編小説「納屋を焼く」を原作に、ストリーを大胆にアレンジして映画化したサスペンスドラマ。韓国の巨匠イ・チャンドン監督が「ポエトリー アグネスの詩」以来8年ぶりにメガホンをとった意欲作で、昨年のカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した。
小説家を目指しているジョンス(ユ・アイン)は、街頭でキャンペーン・ガールの仕事をしていた幼馴染のへミ(チョン・ジョンソ)と偶然再会して、彼女に誘われるまま飲みにい
き、近況を話し合ううちに、へミからアフリカに旅行するので留守の間に家にいる猫の世話をしてほしいと頼まれる。やがてジョンスがヘミのアパートを訪れたときどちらからともなく求めあい2人は体を重ねる。
その後、へミはアフリカに旅立つが、帰国した彼女を空港に迎えに行くとケニアで知り合ったベン(スティ―ブン・ユァン)を同伴していた。ベンはジョンスに興味を持ち、高級マンションの自宅にジョンスとへミを招待するなど3人の不思議な関係が続いていく。そうしたなか、ヘミを連れてジョンスの家を訪れたベンは、2人に大麻を勧め、ヘミは上半身裸になって踊りだす。そしてベンが「僕は時々、ビニールハウスを燃やしています」と告白する。その後、へミが姿を消してしまいジョンスは必死で彼女に行方を捜し、ベンを疑い密かに尾行するうちに衝撃的な結末を迎えるというストーリー。
感性のおもむくままに生きる奔放なヘミと高級外車を乗り回し美女に囲まれるベンが虚
実入り混じったミステリアスな世界を醸し出すのを繊細なタッチで描いている。そんな2人に翻弄されるジョンス。へミが消息を絶ってからベンとジョンスの間で最後まで目が離せない緊迫したサスペンスが繰り広げられる。(2019年2月1日公開)
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