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ハリウッド特急便
「メタル界の帝王」オジー・オズボーンさん死去 76歳 7月5日「最後のコンサート」
(2025年7月23日20:45)

「メタル界の帝王」と呼ばれたイギリスのミュージシャン、オジー・オズボーンさんが22日(現地時間)、死去した。76歳だった。家族が声明を出して発表した。
オズボーンさんの家族は22日、インスタグラムで、「大好きなオジー・オズボーンが今朝亡くなったことを報告しなければならないことは、言葉だけでは伝わらないほどの悲しみです。 彼は家族と一緒にいて、愛に包まれていました」とオズボーンさんが亡くなったことを報告して、「この時期は家族のプライバシーを尊重するよう、皆様にお願いいたします」と要請した。
声明はオズボーンさんの妻でマネージャーのシャロン、歌手の息子ジャック、女優で歌手の娘エイミー、同ケリー、息子ルイの5人の連名で発表された。死因は明らかにされていない。オズボーンさんは2000年に難病のパーキンソン病と診断されたことを公表していた。7月5日に出身地のイギリス・バーミンガムで「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題したブラック・サバスの「最後のコンサート」を行い、ヘヴィ・メタルの同バンドの歴史に幕を閉じた。
オズボーンさんは1968年にトニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードとイギリスのバーミンガムでロックバンド、「アース」を結成してリーダーを務めた。69年に「ブラック・サバス」と改名。バンドは2度のグラミー賞受賞を受賞し、06年にロックの殿堂入りを果たした。代表曲は、「ウォー・ピッグス」、「アイアン・マン」、「パラノイド」、「チルドレン・オブ・ザ・グレイブ」、「スウィート・リーフ」など。
米 TMZによると、オズボーンさんは78年にアルコールと薬物依存症のためバンドから脱退(解雇)。ソロで活動し、13枚のスタジオ・アルバムをリリース。最初の8枚はすべてアメリカでプラチナ・ディスクを獲得した。また、ソロ・アーティストとして5つのグラミー賞を受賞し、「クレイジー・トレイン」や「ノー・モア・ティアーズ」などのヒット曲で知られる。
00年代初頭にはリアリティ番組のスターとしても頭角を現し、家族と共に「ジ・オズボーンズ」に出演して話題を呼んだ。
米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、1981年のレコード会社の会議中に鳩の頭を噛みちぎり、1982年にはアイオワ州デモインでの公演中にコウモリの頭を噛みちぎったとされるなど破天荒な言動で注目された。
私生活では71年、セルマ・ライリーと結婚して、彼女の以前の交際相手の息子を養子にした上で2人の子供をもうけたが82年に離婚。70年、シャロンと出会い、79年、ブラック・サバスを追放されたときにはシャロンの助けで依存症と闘病。1982年にシャロンと結婚してエイミー、ケリー、ジャックの3人の子供をもうけた。孫が10人いるという。
■エルトン・ジョン、ロニー・ウッドら追悼

エルトン・ジョンはオズボーンさんとのツーショット写真を自身のインスタグラムに投稿して、「@ozzyosbourne が亡くなったという知らせを聞いて、とても悲しい。 彼は私の大切な友人であり、ロック界の偉大な先駆者であり、ロックの神々の殿堂に名を連ねる真の伝説でした。そして、私が今まで出会った中で最も面白い人の一人でもありました。彼の死は本当に悲しいです。シャロンとご遺族に、心からお悔やみ申し上げます」とつづった。
ローリング・ストーンズのギタリスト、ロニー・ウッドはオズボーンさんらとの写真を自身のインスタグラムに投稿して、「オジー・オズボーンの死を聞いてとても悲しい。バーミンガムでの彼のさよならコンサートは本当に素晴らしかった」と追悼した。
また、英ロック歌手のロッド・スチュワートや米人気バンド「ボン・ジョヴィ」のフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィら多くのミュージシャンらが相次いでコメントを発表してオズボーンさんを追悼した。