真田広之が「SHOGUN 将軍」シーズン2の出演契約にサイン プロデューサー兼主演

(2024年5月11日11:00)

真田広之が「SHOGUN 将軍」シーズン2の出演契約にサイン プロデューサー兼主演
「SHOGUN 将軍」の真田広之(公式サイトから)

真田広之がプロデューサーと主演を兼ねた戦国ドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」のシーズン2に引き続き主演する契約にサインしたという。

米Variet誌(電子版)によると、真田が日本を舞台にした戦国ドラマ大作「SHOGUN 将軍」(全10話、Disney+で配信中)の第2シーズンに引き続きプロデュサー兼主演する契約をスタジオFXと交わしたという。情報筋の話として報じた。

真田が演じる、徳川家康をモデルにした吉井虎永が天下を取るまでを、日本に漂着したイギリス船の航海士ジョン・ブラックゾーン(通称・按針)の視点から描いた同シリーズは、リミテッド・シリーズ(1シーズンで完結)とされていたが、FXはエミー賞レースを視野に、「SHOGUN 将軍」を複数シーズンのドラマ部門にフィーチャ―させることを検討しているという。

シーズン2が更新された場合、按針役のコスモ・ジャーヴィスも再登場する可能性が高いという。17世紀を舞台とし、難破したイギリス人船乗りの按針が、血で血を洗う日本の封建政治に巻き込まれていく姿を描く同ドラマは、複数の大陸にまたがって描かれ、FXにとってこれまでで最も製作費のかかったシリーズ。2月の配信開始後6日間でHulu、Disney+、Star+全体で900万ビューを記録するなど大ヒットした。日本では2月24日からDisney+で独占配信中。
真田、ジャーヴィスのほかに戸田鞠子(細川ガラシャ)役のFAKYの元メンバーのアンナ・サワイ、樫木藪重(本多正信)役の浅野忠信などのキャスト。

原作となったジェームス・クラヴェルの小説「将軍」(Shōgun)は1980年にリチャード・チェンバレン、三船敏郎、島田陽子などのキャストで「将軍 SHŌGUN」としてドラマ化された。

真田は、トム・クルーズ主演の「ラストサムライ」(03)、ジョニー・デップ主演の「MINAMATA-ミナマター」(21)、ブラッド・ピット主演の「ブレット・トレイン」(22)、キアヌ・リーヴス主演の「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(23)など数多くのハリウッドの話題作で」トップスターと共演している。