ミラ・クニス、「ファンタスティック・フォー」の最新作にザ・シング役で出演情報

(2023年4月30日12:50)

ミラ・クニス、「ファンタスティック・フォー」の最新作にザ・シング役で出演情報
ミラ・クニス(Instagram/@milakunis______)

ミラ・クニス(39)が、「ファンタスティッ・フォー」シリーズ最新作のザ・シング役に抜擢されるとの情報が浮上している。実現すれば岩のようなザ・シングの女性版として話題を呼びそうだ。

米サイト「TMZ」によると、映画情報を発信している米MTTHは、スーパーヒーローのニュースに関して詳しいことで知られているが、28日(現地時間)、スクープとしてミラがシリーズ最新作に女性版のザ・シング役で出演交渉に入っていると伝えた。

ザ・シング(ベン・グリム)は、Mr.ファンタスティック、インビジブル・ウーマン、ヒューマン・トーチとともに犯罪と戦うオレンジ色の巨大な岩のようなキャラクターとして人気がある。

前出のMTTSHは、「彼ら(製作関係者)は、ファンタスティック・フォーのザ・シング役に、男性も女性も含めて、ユダヤ系の俳優を探している。ミラ・クニスはその一人だ」と伝えている。新作の監督マット・シャクマンは、グリムは実在のユダヤ人俳優が演じるとしていると付け加えた。このキャラクターは、原作の漫画の中ではユダヤ人として描かれているという。

ザ・シングは男性キャラクターとして描かれてきた。2000年代の映画ではマイケル・チクリスが、2010年代の映画ではジェイミー・ベルが演じている。しかし、MTTSHによると、マーベルは男女を入れ替えることを検討しているようだという。

ミラはアクション映画やコメディなど、さまざまな作品に出演している知名度のあるビッグスターで、ザ・シング役に決まれば話題を呼びそうだ。
ミラはウクライナ出身で、両親ともにユダヤ人。ロシアのウクライ侵攻に抗議し、夫の俳優アシュトン・カッチャー(45)とともにウクライナ支援のための救援金を募り約43億円を集めた。

同シリーズはマーベル・コミックのチーム「ファンタスティック・フォー」をベースにしたヒーロー映画で、ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス、ジュリアン・マクマホン、ケリー・ワシントンらのキャストの「ファンタスティック・フォー 超能力ユニット」(2005年)と続編の「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」(2007年)が公開された。2015年にはリブートされた「ファンタスティック・フォー」が公開された。