「鬼滅の刃」全米興行収入ランキング初登場4位 1位は「クリード 過去の逆襲」

(2023年3月7日22:30)

「鬼滅の刃」全米興行収入ランキング初登場4位 1位は「クリード 過去の逆襲」
「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」(©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・unfotable)

先週末(3月3日~5日)の全米興行収入ランキングが6日(現地時間)発表され、日本でもヒット中の「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」が初登場4位にランクインした。1位は初登場の「クリード 過去の逆襲」だった。

米興行サイト「Box Office Mojo」によると、「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』―」は、現地時間3日から全米1774館で上映され、興行収入1011万7806ドル(約13億7600万円)で4位と、2021年に全米公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が興収2,1にランクしたのに続いて同シリーズがアメリカでも人気があることを示した。



同作は「鬼滅の刃」シリーズの「鬼滅の刃 遊郭編」第10話、11話と、4月から放送される「鬼滅の刃 鍛冶屋の里編」第1話で構成され、95の国と地域で上映される。日本でも2月3日から公開されて公開5週目の先週末の観客動員数が4位(興行通信社調べ)とヒット中。

■1位は「クリード 過去の逆襲」

1位はこれも初登場の「クリード 過去の逆襲」で全米4007館で上映されて先週末の興行収入5837万7ドル(約79億3800万円)を記録した。マイケル・B・ジョーダン監督・主演の同作は、シルベスター・スタローン主演の「ロッキー」シリーズのスピンオフで、ロッキーの盟友アポロ・クリードの隠し子アドニス・ジョンソン(ジョーダン)がロッキーのサポートを受けながら激戦を繰り広げる「クリード」シリーズの第3弾。ジョンソンの少年期に起こした事件で刑務所送りとなったディミアン(ジョナサン・メイヤーズ)がクリードへの復讐を誓い、彼のキャリアを奪おうとするという内容。日本は5月26日公開。

2位は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、3位は、密輸中のコカインを野生の熊が食べてしまい大暴れする「Cocain Bear」(コカイン・ベア)だった。

■先週末の全米興行収入ランキング

① (N) クリード 過去の逆襲(1)
② (1) アントマン&ワスプ:クアントマニア(3)
③ (2)  Cocain Bear(2)
④ (N)  ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(1)
⑤ (3)  Jesus Revolution(2)
⑥ (4) アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(12)
⑦ (N)  Operation Fortune:Ruse de guerre(1)
⑧ (5)  長ぐつをはいたネコと9つの命(11)
⑨ (6) マジック・マイク ラストダンス(4)Missing(6)
⑩ (10) ブレイディのための80(5)

( 3月3日~3月5日、興行収入)(カッコ内は先週順位、N=New)(タイトルの後のカッコ内は公開週)(米Box Office Mojoより)