米女優ラクエル・ウェルチさん死去 82歳 「20世紀最高のセックスシンボル」

(2023年2月16日13:00)

米女優ラクエル・ウェルチさん死去 82歳 「20世紀最高のセックスシンボル」
ラクエル・ウェルチさん(Instagram/@therealraquelwelch)

映画「ミクロの決闘」などで知られ、国際的なセックスシンボルとして一世を風靡した米女優ラクエル・ウェルチさん15日(現地時間)、が死去した。82歳だった。米メディアが伝えた。

米サイト「TMZ」によると、ウェルチさんは短い闘病生活の後、15日朝亡くなった。家族が発表したという。

ウェルチさんは1940年9月5日生まれ。米イリノイ州シカゴ出身。「奥さまは魔女」などのテレビに出演後1966年、「ミクロの決死圏」で注目され、「恐竜100万年」(同年)でスケスケの鹿革のビキニの原始人役で、セックスシンボルの地位へと押し上げ「20世紀最高のグラマー」と称された。ウェルチの知名度は急上昇し、60年代から70年代にかけて最も人気のある女性スターの一人となった。1974年の「三銃士」ではゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞を受賞するなど、多くの賞を獲得した。

米女優ラクエル・ウェルチさん死去 82歳 「20世紀最高のセックスシンボル」
「恐竜100万年」のラクエル・ウェルチさん(Instagram/@therealraquelwelch)

ウェルチさんは1995年の米「Empire」誌で「映画史上最もセクシーなスター100人」に選ばれ、プレイボーイの「20世紀で最もセクシーなスター100人」でも3位にランクインした。また、1975年には「The Cher Show」に出演し、シェールと「I'm a Woman」を披露した。

私生活ではジェームズ・ウェルチ(59年~64年)、パトリック・カーティス(67年~72年)、アンドレ・ワインフェルド(80年~90年)、リチャード・パーマー(99年~04年)と4回結婚し、女優のターニーとデイモン・ウェルチの2児をもうけた。