ヘンリー・カヴィル、米人気ドラマシリーズ「ウィッチャー」降板 代役にリアム・ヘムズワース

(2022年10 月30日12:00)

ヘンリー・カヴィル、米人気ドラマシリーズ「ウィッチャー」降板 代役にリアム・ヘムズワース
ヘンリー・カヴィル㊧とリアム・ヘムズワース(Instagram/@henrycavill/@liamhemsworth)

ヘンリー・カヴィル(39)がNetflixのダーク・ファンタジー・ドラマ「ウィッチャー」の主役の魔法剣士役から降板し、リアム・ヘムズワースが代役を務めることが発表された。

米サイト「TMZ」によると、「ウイッチ」の主役交代は29日(現地時間)発表されテレビ界を震撼させているという。ヘンリーはこれまで3シーズンにわたり主役を務め、多くの賞賛を得たが第4シーズンはバトンをリアムに渡すという。

人間と悲人間が共存し魔法や怪物が存在する世界のいくつもの国に分かれた大陸を舞台に、ヘンリー演じる怪物を狩ることを生業とする白髪のウイッチャー(魔法剣士)のリヴィアのゲラルトや魔法使い(アーニャ・シャロトラ)、シントラの王女の孫娘シリラ王女(フレイヤ―・アーラン)が中心の物語。
シーズン1は2019年に配信が開始、2021年12月に第2シーズンが配信された。第3シーズンは2023年夏に配信予定で、第4シーズンはリアムに交代する。

ヘンリーは自身のインスタグラムで、「リビアのゲラルトとしての私の旅は、モンスターと冒険の両方で満たされていましたが、残念ながらシーズン4ではメダルと剣を置くことになります」と降板を報告。
そして「私の代わりに、素晴らしいリアム・ヘムズワース氏が白狼のマントを身につけます。偉大な文学者のように 私はゲラルトを演じた時間に敬意を払い、この最も魅力的で微妙な男をリアムがどう演じるか 熱望しながらバトンを渡します」とコメントした。

これを受けてリアムはインスタグラムで「ウィッチャーファンとして、リビアのゲラルトを演じる機会を得たことをとても喜んでいます。ヘンリー・カヴィルは素晴らしいゲラルトを演じてきましたが、彼が私に手綱を渡し、彼の冒険の次の章のために白狼の剣を取ることを許してくれたことを光栄に思っています」と伝えた。
そして「ヘンリー、私は何年も前からあなたのファンで、あなたがこの愛すべきキャラクターにもたらしたものに触発されてきました。大きなブーツを履くことになるかもしれませんが、ウィッチャーの世界に足を踏み入れられることに心から興奮しています」とヘンリーに敬意を表明して代役を務める決意をつづった。

ヘンリーは、「マン・オブ・スティール」(2013年)でスーパーマンを演じて人気を呼び「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(2016年)、「ジャスティス・リーグ」(2017年)でもスーパーマンを演じたが、その後DCコミックスから離れた。そして「ウィッチャー」のゲラルト役で絶賛され、ポスト・スーパーマン時代として成功を収めた。DCは長い間、ヘンリーの象徴的な役の再演を望んでいないようだったが、最近ワーナー・ブラザースでは大きな体制変更があり、ヘンリーは再びスーパーマンに戻るといわれている。