「マンマ・ミーア!」第3弾についてアマンダ・サイフリッドらが語った

(2022年5月9日13:50)

「マンマ・ミーア!」第3弾についてアマンダ・サイフリッドらが語った
「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」のアマンダ・サイフリッド㊨とリリー・ジェイムズ(Instagram/@amanda_.seyfried)

「マンマ・ミーア3」はあるのか?アマンダ・サイフリッド(36)とプロデュ―サーらが人気シリーズの3作目の可能性について語った。

米誌「US Weekly」(電子版)によると、サイフリッドは最近、「シリーズの第3弾を40歳になる前に見たい」と米「バラエティ」誌に語った。「誰かがアイデアを出さなきゃいけないんだけど、そのアイデアがどこに行くのか分からないの。でもこの際ストーリーはどうでもいい。ABBAは新曲を出しているから、それを入れて、キャストをもう一度集めればいいのよ」と3作目について明かした。

他の出演者について「誰もがこのチャンスに飛びつくでしょう。メリル(・ストリープ)は絶対にこの映画のために戻ってくるでしょう」としたうえで「私たちにとってとても贅沢なことなんです。私たちはただギリシャに戻って、踊り狂いたいだけなの。そして、人々はそれを愛してくれる。だから、自分たちにもファンにもサービスをすることになるのよ」と語った。

「マンマ・ミーア!」第3弾についてアマンダ・サイフリッドらが語った
「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」の出演者(Instagram/@amanda_.seyfried)

1作目の「マンマ・ミーア!」(2008年)でメリル・ストリープとアマンダ・サイフリッドは、母親ドナと娘ソフィーを演じ、ABBAの名曲を歌いながら観客を魅了した。ソフィーは父親の正体について答えを得ようと、結婚式の前に母親の昔の恋人である3人、サム(ピアース・ブロスナン)、ビル(ステラン・スカルスゲールド)、ハリー(コリン・ファース)と連絡を取る。男たちは皆、父親代わりとして彼女の人生を見守ることに同意する。

10年後、プロデューサーのジュディ・クレイマーは、さらなるABBAの楽曲とギリシャの小島でのいたずらに満ちた2作目「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」(2018年)をファンに贈った。リリー・ジェームズ演じる若き日のドナと、彼女の3人の男性との恋愛が描かれた。ドナの母親ルビー・シェリダン役でシェールも登場した。

プロデューサーのクレイマーは、1999年にブロードウェイで初演されたミュージカル「マンマ・ミーア!」に着想を得た2つのヒット作をこう振り返る。「ドナ役の最初の候補はメリルだった。舞台で彼女を見たとき、『ああ、彼女はいい』と思った」と語る。「彼女はニューヨークの舞台を見ていたから脚本を読む前に、この作品に飛びついた」という。

1作目が絶賛されたにもかかわらず、続編の映画化には10年かかった。「それは自然なことであり、適切なタイミングであったと思います。ストリープが続編をやることはめったにないが、彼女は戻ってくることを承諾してくれた。彼女は私たちに会いたかったのでしょう。本当に、大きなパーティーだったんです」。クレイマーは3作目の大ヒット作の可能性を示唆し、出演者の多くが、最後にもう一度集まりたいと考えていることを明かした。 「この数ヶ月の間、頭の中ではそれに取り掛かるつもりだった。でも、コロナに見舞われたんだ」とクレイマーは昨年6月、「デイリー・メール」紙に語っている。「3部作になるはずだからユニバーサルは僕にやってほしいと思っているはずだ」と語った。

ドナの親友役のクリスティーン・バランスキーは「Entertainment Weekly」誌に「もう一度ギリシャに戻りたいと考えている」と語った。「いつも思うんだけど、あのギリシャの島にまた集まって、みんなで食事をして、物語を語って、ABBAの歌を全部歌っているところを撮影したら楽しいんじゃない?」という。

ソフィの父親候補の1人であるアンダーソン役のステラン・スカルスガルドは、3作目に出演する可能性があることに興奮し、「DUNE/デユーン砂の惑星」(2921年)で共演したデイヴ・バウティスタをキャストに加えることを提案し「デイヴ、君が出演してくれることを願うよ。その話をしたんだ。ギリシャの島でデイヴと一緒に踊りたいんだ」と語った。