米人気テドラマ「フレンズ」のガンサーで知られる米俳優ジェームズ・マイケル・タイラーさんが２４日（現地時間）、前立腺がんのため５９歳で死去したことを受けて、同ドラマで共演したジェニファー・アニストン（５２）をはじめとする「フレンズ」のOBたちがタイラーさんを追悼した。

米誌「US Weekly」（電子版）によると、アニストンは、自身のインスタグラムにタイラーさんと共演した「フレンズ」の動画を投稿して「番組と私たちの人生すべてに笑いをもたらしてくれてありがとう。あなたがいなくなるととても寂しいです」と追悼した。
アニストンは、タイラーさんが演じたコーヒーショップ「セントラル・パーク」の店員ガンサーが恋をするヒロインのレイチェル・グリーンを演じた。動画はガンサーがレイチェルに愛を告白しているシーンだという。

アニストンは、さらに同番組のシリーズ・フィナーレの映像を公開し、「ガンター、私もあなたを愛しているわ。たぶん、同じようにはいかないと思う。でも、愛してるの。カフェでコーヒーを飲んでいるときや、太陽より明るい髪の男性を見かけたら、あなたのことを思い出すわ」とコメントを添えた。タイラーさんは、ジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブラン、デビッド・シュワイマー、マシュー・ペリーとともに、NBCのシットコム「フレンズ」（１９９４年～２００４年）に１０年間、１５０エピソードにわたって出演した。

レイチェルの高校時代の親友モニカを演じた女優コートニー・コックス（５７）はインスタグラムに「フレンズ」のタイラーさんの写真を投稿して「あなたが部屋に持ち込んだ感謝の気持ちの大きさ、そして撮影現場で毎日見せてくれた感謝の気持ちの大きさは、あなたと知り合えたことに対する私の感謝の気持ちの大きさです。安らかに眠ってください」とキャプションを付けた。