ケヴィン・ハート、娘に浮気スキャンダルを伝えるのがいかに大変だったかを明かす 父の日にウィル・スミスと対談 

(2021年6月21日12:20)

ケヴィン・ハート、娘に浮気スキャンダルを伝えるのがいかに大変だったかを明かす 父の日にウィル・スミスと対談
(ウィル・スミス㊧とケヴィン・ハート= Facebook番組「レッド・テーブル・トーク」から)

映画「ジュマンジ」シリーズなどで知られる俳優でコメディアンのケヴィン・ハート(41)が父の日の20日(現地時間)、女優ジェイダ・ピンケット・スミス(49)のFacebook番組「レッド・テーブル・トーク」でピンケットの夫ウィル・スミス(52)と対談し、スキャンダルで世間の注目を浴びる父親になったときの試練について語った。

米サイト「toofab」によると、ハートとスミスは番組冒頭で「良い父親」とは何かについて話し、2人とも父親とは似ても似つかぬ存在であることが重要だと語った。
ハートは「私は悪い父親を持っていた。父親を侮辱しているわけではないが、僕の父親は最高の父親ではなかった」と語り、父親のドラッグ歴、犯罪歴、母親との関係が悪かったことなどを明かした。スミスは、「父が母の頭を殴るのを見た。家族を持ったときに、絶対にそんなことはしないと決めたんだ」などと語った。

ハートは、女優でコメディエンヌのトレイ・ハートと2003ネに結婚してヘブン(16)、ヘンドリックス(13)をもうけたが2011年に離婚。2016年にモデルのエニコ・パリッシュと再婚してケンゾー(3)とカオリ(8か月)をもうけた。スミスは元妻シェリー・ザンピーノとの間の息子トレイ(28)と、ジェイダとの間のジェイデン(22)とウィロー(20)がいる。

その後ハートの不倫騒動についての話になった。
2017年、ハートはモデルのモンティア・サバーグとの不倫が発覚。不倫密会を録音したテープ公開され、サバーグはハートと彼の友人が彼女に隠しカメラを仕掛けたと主張して、ハートに6000万ドルを請求する訴訟を起こしたが請求は棄却された。

「スキャンダルを子供たちにどのように伝えたのか」というスミスの質問に、ハートは「いくつかの罪を犯したが、そのような事態に備えることはできない。小さな女の子がいて、それは大変なことだった。自分の過ちがどれほどの影響を与えるかを理解していなかった。子供たちが関わってくると、また違った気持ちになる」と振り返った。

「子供が失望して『なぜだかわからない』と言い、そのような会話をしなければならないとき、初めて頭が下がる。そして、他の誰にも触れることのできない、別の感情のコードがあることに気づくのです。私の娘はその心の琴線に触れたのです」という。
「あれは他にはないものだった。娘を取り戻し、娘に謝罪と過ちを犯したことを理解してもらったことは、本当に素晴らしいことでした。私がまだ父親であることを理解してもらうためにね」と語った。

ケヴィン・ハート、娘に浮気スキャンダルを伝えるのがいかに大変だったかを明かす 父の日にウィル・スミスと対談
(対談するウィル・スミス㊧とケヴィン・ハート= Facebook番組「レッド・テーブル・トーク」から)

ハートは、2018年12月、過去の同性愛嫌悪のツイートが問題になり、2019年のアカデミー賞授賞式の司会を降板してLGBTQ+コミュニティに謝罪する騒動もあった。そのときにも娘に辛い思いをさせたと明かした。

「LGBTQ+コミュニティでの出来事や、私に対する誤解が始まったとき、娘はとても動揺していた。なぜ人々が父親のことをこのように考えるのか理解できなかったからです。私の名声がいかに家庭に影響を与えているかをこの時に理解し、とても大変だった」と語った。

2人とも、私生活での問題がメディアに取り上げられることについて語り、ハートは「子供たちは皆インターネットを利用しているからね」と語った。スミスは「ジェイダと私は、自分たちの現実をオープンにしてきた。子供たちには何でも話すことにしているんだ。世間が知る前に子供たちが知るように、先手を打つようにしているんだ」と明かした。