「ナイブズ・アウト2」にエドワード・ノートン出演 Netflixが続編2本を436億円で契約

(2021年5月13日12:30)

「ナイブズ・アウト2」にエドワード・ノートン出演 Netflixが続編2本を436億円で契約
(ダニエル・クレイグ㊧とエドワード・ノートン=インスタグラムから)

ダニエル・クレイグ主演のサスペンス映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」の続編「ナイブズ・アウト2」(Knives Out 2)にエドワード・ノートンが出演することが決まった。クレイグとリアン・ジョンソン監督は続投する。Netflixが続編2本を4億ドル(約436億円)で契約したという。

米エンタメサイト「DEADLINE」によると、ダニエル・クレイグ主演、ライアン・ジョンソン監督による「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」(2019年)の続編のキャスティングにエドワード・ノートンが決まった。元プロレスラーの俳優デイヴ・バウティスタもキャスティングされ、名探偵ブノワ・ブラン役を再演するクレイグと共演する。ジョンソン監督は引き続き続編の脚本・監督を務め、パートナーのラム・バーグマンと共に製作を担当するという。

Netflixが「ナイブズ・アウト」の次の2作品について4億ドル(約436億円)以上で契約した。Netflixにとっては歴史的な契約だという。ノートンの役など続編の詳細は発表されていないが、クレイグ演じるブラン探偵が複数の容疑者を巻き込んだ新たな殺人事件の謎を解決するという内容。この夏ギリシャでクランクインする予定。

ノートンは舞台俳優として活躍し、「真実の行方」(1996年)で多重人格障害の疑いがある殺人容疑者役を演じてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ注目された。さらに「アメリカンヒストリーX」(1998年)でネオナチに走る若者を演じてアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。また「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど演技派俳優として活躍。同サイトは「出演する作品にこだわりを持っているため、ノートンの出演はジョンソン監督の脚本がいかに素晴らしいものであるかを物語っている」と報じた。ノートンが誘拐犯役を演じたウェス・アンダーソン監督のコメディ映画「ザ・フレンチ・ディスパッチ」は今年の夏に公開される。