ウーピー・ゴールドバーグ、新たな大麻ブランド設立を大麻専門誌に明かす

(2021年4月19日22:00)

ウーピー・ゴールドバーグ、新たな大麻ブランド設立を大麻専門誌に明かす
(新たな大麻ブランドを立ち上げるウーピー=インスタグラムから)

映画「天使のラブ・ソングを…」などで知られる女優で歌手のウーピー・ゴールドバーグ(65)が20日(現地時間)に発売される大麻専門雑誌の創刊号に、新たな大麻ブランドを設立することを明らかにした。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ウーピーは20日(現地時間)に発売される大麻専門誌「Black Cannabis Magazine」の創刊号の表紙に登場し、新しい大麻のブランドを立ち上げることを計画していると明らかにした。ある関係者は「彼女は新しい大麻製品ラインである『Emma & Clyde』について明らかにしています。カリフォルニア州でまもなく発売されます。『Emma & Clyde』はウーピーの母と兄にちなんで名付けられたもので、大麻配合の食用品、プリロール、フラワー、アクセサリーなどがある」という。大麻関連製品の製造販売を計画しているようだ。米国ではカリフォルニア州やコロラド州などで成人の娯楽目的の大麻の使用・所持が解禁されている。3月31日に15州目となるニューヨーク州も合法化された。

大麻専門誌「Black Cannabis Magazine」は、非公式の 「National Weed Day 」(大麻の日)として知られている4月20日(現地時間)に発売される。この雑誌は、Haze Ent社が発行するもので、BIPOC(黒人、先住民、有色人種)の大麻業界への貢献を称えるものだという。

「ゴースト/ニューヨークの幻」(1990年)でアカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、エミー賞、グラミー賞、オスカー(アカデミー賞)、トニー賞の4つの賞をすべて受賞した人物(EGOT)として知られるウーピーは「長い間大麻を支持してきた起業家として、大麻コミュニティの有色人種を教育し、楽しませ、刺激するような会話を始めたり、問題を取り上げたりすることに焦点を当てた新しい出版物の創刊をサポートできることを嬉しく思っています」と述べている。

ウーピーは昨年2月、女性実業家のマヤ・エリザベスと共同で2016年に設立した医療大麻ブランド「Whoopi & Maya」を閉鎖していた。マヤとの意見対立が原因といわれる。その時に「深い後悔と悲しみをもって、私はWhoopi & Mayaの役員、マネージャー、メンバーを辞退することを発表します。一緒に成し遂げたことをとても誇りに思っていますし、市場での他のプロジェクトを進めることを楽しみにしています」とコメントしていた。