ブルース・ウィリス、マスク着用せず店から出される

(2021年1月13日12:30)

ブルース・ウィリス、マスク着用せず店から出される
(ブルース・ウィリス=インスタグラムから)

「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる米俳優ブルース・ウィリス(65)が11日(現地時間)、ロサンゼルスの薬局でマスクを着用していなかったために店から出されてしまったことが分かった。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ウィリスはマスクをせずにロスの薬局チェーン店のライド・エイドを訪れた。店内にいた人たちは、ウィリスがマスクをつけていなかったことに動揺したという。首にバンダナを巻いていたにもかかわらず、それをマスク代わりにすることもなかったという。ウィリスはマスク着用を拒否したため店から出るように言われ何も購入せずに立ち去ったという。

同紙はウィリスの担当者にコメントを求めたが回答はなかったという。カリフォルニア州の新型コロナウイルス感染拡大の震源地であるロサンゼルス郡は、コロナの死者数が1万人を超えた。米国ではニューヨーク州やカリフォルニア州をはじめマスク着用を義務化する動きが広がっており、一方で義務化に反対するデモも起きている。ウィリスがなぜマスクをしなかったのかは不明。

ちなみにウィリスはSF映画「アンチ・ライフ」(15日公開)で、2242年を舞台に地球が謎のウイルスに侵され滅亡の危機を迎えるなか、宇宙船の中で正体不明の”何か“と人類の存亡をかけて戦う元兵士を演じている。映画で最強のヒーローを演じるアクションスターのウィリスだが、オフスクリーンでマスクを着用しなかったためにひんしゅくを買ってしまったようだ。