テイラー・スウィフトのストーカーに禁固30月の判決 レコード会社に「スウィフトに会わせろ」と40通以上の手紙送る

(2020年9月17日11:45)

 テイラー・スウィフトのストーカーに禁固30月の判決 レコード会社に「スウィフトに会わせろ」と40通以上の手紙送る
(ストーカー被害に遭ったスウィフト=インスタグラムから)

米人気歌手テイラー・スウィフト(30)の元レコード会社にスウィフトを紹介するよう脅迫する手紙などを送っていたテキサス州の男に禁固30か月(2年半)の判決が下った。男の執拗なストーキングの手口とは―。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、米テネシー州ナッシュビルの連邦判事は16日(現地時間)、テイラー・スウィフトの元レコード会社に脅迫状やメールを送ったとしてテキサス州オースティンのエリック・スワーブリック被告に禁固30か月を宣告した。 連邦裁判所の記録によると、スワーブリック被告は30か月の禁固刑に加えて3年間の監視下の保釈も含まれるという。

スワーブリック被告は2018年に当時スウィフトが契約していたレコード会社ビッグ・マシン・レーベル・グループに40通以上の手紙や電子メールを送り、同社CEOにスウィフトを紹介してほしいと頼んだという。時間が経つにつれ、手紙はより暴力的で脅迫的なものになっていき、3回にわたって車でナッシュビルまで行き手紙を直接届けるなどしたという。

スウィフトのストーカー事件では2019年3月、男がニューヨーク・トライベッカにあるスウィフトの自宅2階の窓を割って侵入して逮捕される事件があった。男は「彼女を傷つけたくはない。ただ彼女と話したいだけなんだ。彼女はとても素敵でクールだ」などと語っていた。この男は2018年4月にスウィフトの自宅に侵入してシャワーを浴びて彼女のベッドで寝ていたところを関係者に発見され逮捕された。その時スウィフトは不在だった。半年間の禁固刑を受けて釈放された直後の犯行だった。