Plusalphatodayツイッター

ロバート・デ・ニーロが元女性アシスタントにセクハラ&女性差別で訴えられた 女性は13億円請求

(2019年10月4日)

訴えられたデ・ニーロ
訴えられたデ・ニーロ (インスタグラム)

米人気俳優ロバート・デ・ニーロ(76)が元アシスタントの女性からセクハラなどで訴えられたことが分かった。デ・ニーロはそれに先立って女性を横領などで訴えており泥沼の裁判闘争に発展している。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、デ・ニーロの元アシスタント、グラハム・チェイス・ロビンソンさんは、2008年に25歳でデ・ニーロの「カナルプロダクション」のアシスタントになって以来、長い間デ・ニーロから不適切な接触を受け口汚い言葉を浴びせられとして、1200万ドル(約12億8400万円)の損害賠償を求めて3日(現地時間)、マンハッタンの連邦裁判所に提訴した。

訴状によると「ロバート・デ・ニーロは古い慣習から抜け出せない人間で、男性は女性を平等に扱わなければならないという考えを受け入れられない。職場での男女の差別は違法であることを顧みない」などと指摘している。

ロビンソンさんは、背中をかかされるなど「オフィスワイフ」のように扱われたと主張している。また電話で話しているときに小便をしたり、電話に出なかったときに「俺の電話にクソ出ないのか。クビにしてやる」などど脅かされたという。ロビンソンさんは今年4月に退職したという。 デ・ニーロとカナルプロダクションは8月に、ロビンソンさんが金銭を横領しマイレージサービスのマイル数を個人的に利用したなどとして600万ドル(約6億4200万円)の損害賠償を求めて提訴している。

ロビンソンさん側は「デ・ニーロはロビンソンさんが訴えることを察知して、先手を打って報復として訴えを起こした」と主張している。デ・ニーロとプロダクションからのコメントはないという。