アリアナ・グランデがグラミー賞のパフォーマンスを断った真相明かす

(2019年2月8日)

  • アリアナ・グランデ
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    (Instagram/@arianagrande)
  • アリアナ・グランデ(25)が米ミュージック界最大の祭典のグラミー賞授賞式でパフォーマンスを行う予定だったが、曲の選考をめぐってプロデユ―サーとけんかになり出演をやめてしまったという。

     米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、アリアナは10日にロサンゼルスのスティプル・センターで授賞式が行われる第61回グラミー賞に最優秀ポップボーカルアルバム賞と最優秀ポップパフォーマンス賞にノミネートされており、授賞式で全米チャート1位のヒット・ニューシングル「7Rings」を歌うことを考えていたが、授賞式のプロデュ―サー、ケン・エールリッチが拒否したという。

     プロデュ―サーは結局譲歩して「7Rings」を含む彼女の曲のメドレーを歌うことを提案したが、2番目に歌う曲はプロデュ―サーに決定権があるといわれたという。 ほかの歌手にそうしたガイドラインはなく、アリアナは「侮辱された」と思い出演を降りてしまったという。「7Rings」や「Thank U、Next」などの曲を収録したアルバム「Thank U、Next」が8日リリースされるなかで起きたトラブルが波紋を広げている。


    「あなたな嘘をついている」とプロデュ―サーを非難

    そうしたなか、米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、アリアナはケンがAP通信のインタビューで嘘をついたと非難したという。ケンはアリアナが出演しなくなったことについて「出演することについて何回も話し合ったが、一緒にちゃんとやっていくには遅すぎたと感じたようだ」とコメントした。

    これに対してアリアナはツイッターで猛反撃した。「私は黙っていたけど、あなたは私のことで嘘をついている。私は一晩あればちゃんとできるし、あなたもそれは知っているはず。ケン、私の創造性と自己表現があなたに押さえつけられたから出演しないことに決めたの。賞―があなたの思っている通りにまたそれ以上のものになることを願っているわ」。

    さらに「私は3つの違う曲を(歌うことを)提案した。これはコラボレーションの問題であり、サポートの問題であり、アートと誠実さの問題で政治ではないわ。好みや遊びの問題でもない。あなたのはただのゲームよ。申し訳ないけどそれは私にとっての音楽じゃない」と持論を展開した。「私の決断をみんなが理解してくれることを願っているわ」というアリアナ。アリアナに出演を断られた上に内情を暴露されて形無しのプロデユサーだ。