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映画監督・榊英雄容疑者 準強姦容疑で警視庁が逮捕 「演技指導」装い性的暴行の疑い
(2024年2月21日22:30)
俳優志望の女性に性的暴行を加えたとして警視庁が20日、映画監督の榊英雄容疑者(53)を準強姦容疑で逮捕した。「冤罪です」と容疑を否認しているという。
報道によると、榊容疑者は2016年5月、東京・港区のマンションの一室で、当時俳優を目指していた20代女性に性的暴行を加えた疑い。食事をした後に万署に誘い、映画出演をほのめかして「演技指導」をするとして「タトゥーなどがあると大変だから裸を確認したい」などと言って服を脱がせ暴行した疑い。その後「内緒な、俺らの秘密な」と口止めされたという。ほかにも数人の女性から同容疑者の性被害にあったとする被害届を受理しているという。川崎市内の自宅の家宅捜索で複数の女性とのわいせつな動画なども見つかったが、被害者の女性のものはなかったという。。
榊容疑者は「女生徒は男女の仲だと思っていた」「映画監督としての影響力を利用して性的暴行をしたという点は冤罪だ」など容疑を否認して「徹底的に戦います」と供述しているという。
榊容疑者の性加害疑惑については、22年3月10日発売の週刊文春が、榊監督から性的関係を強要されたとする女優4人の告白を報じた。4人はそれぞれ東京・渋谷区道玄坂のマンションの駐車場や、同路地裏、赤坂の事務所などの場所も明らかにして、その時の様子を詳細に証言した。
報道を受け榊監督は所属事務所を通じてコメントを発表。「この度は、映画『蜜月』の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」「また、今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております」などと謝罪。同年3月25日公開予定の「蜜月」と、同年4月15日公開予定の「ハザードランプ」の2本の監督作品が公開中止になり、同年3月26日に所属事務所を契約解除となっていた。事件から7年9か月、疑惑報道から約2年経って急展開。捜査の成り行きが注目される。