スピードワゴン小沢一敬、芸能活動自粛 疑惑否定&活動継続発表から一転

(2024年1月14日21:15)

スピードワゴン小沢一敬、芸能活動自粛 疑惑否定&活動継続発表から一転
小沢一敬(Instagram/@ozawakazuhiro)

お笑いコンビ、スピードワゴンの小沢一敬(50)が芸能活動を自粛することを13日、所属事務所のホリプロコムが公式サイトで発表した。これを受けて相方の井戸田潤(51)が14日、スピードワゴンの無期限活動休止を発表した。

公式サイトでは「弊社所属タレントのスピードワゴン小沢一敬に関して、ご報告いたします。小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました。 弊社としてはその申し出を受け、当面の間、小沢一敬の芸能活動を自粛することと致しました」と発表した。
そして「出演を予定していた番組・イベント等の関係各位に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

昨年12月27日発売の「週刊文春」は、女性2人が2015年に松本人志らと都内の高級ホテルの部屋で飲食した際に、松本から性的行為を強要されたと主張する証言を掲載。小沢はその飲み会に女性を誘うなどしていたことが報じられた。

松本が所属する吉本興業は同27日に「当該事実は一切なく」と全面否定して法的措置を検討することを示唆していた。年が明けて1月8日、吉本興業は、松本の「様々な記事と対峙して、裁判に注力したい」との意向を受けて松本の活動休止を発表した。
一方、小沢の所属事務所は9日、小沢の活動継続を発表。「小沢の行動には何ら恥じる点がない」とし「一部週刊誌の報道にあるような、特に性的行為を目的として飲み会セッティングした事実は一切ありません」と疑惑を全面否定していた。
そのわずか4日後に真逆の「芸能活動自粛」の発表となり混乱ぶりを感じさせた。背景にはアサヒビールなど3社が昨年末に松本出演番組のスポンサー表示を取りやめるなど、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題をきっかけに、性加害問題や人権問題への取り組みがあるとみられる。
今後は松本が「週刊文春」の性加害疑惑記事を名誉棄損で提訴することが予想される。週刊文春編集部は8日、「一連の報道には十分自信をもっており、現在も小誌には情報提供が多数寄せられています。今後も報じるべき事柄があれば、慎重に取材を尽くしたうえで報じてまいります」とのコメントを発表しており、裁判の成り行きが注目される。

■井戸田潤「スピードワゴンは無期限活動休止」発表

スピードワゴンの相方、井戸田潤は14日、自身のX(旧ツイッター)でスピードワゴンの無期限活動休止を発表した。以下全文。
「この度は相方の小沢一敬がご迷惑ご心配をおかけして申し訳ございません。所属事務所発表の通り、芸能活動を自粛したいと本人から申し出がありました。それを受けスピードワゴンは無期限の活動休止となります。このようなことになってしまったことを真摯に受け止め精進して参りたいと思います。 スピードワゴン 井戸田潤」
なお「小沢は活動自粛いたしますが、井戸田はひき続き活動して参ります」としている。