道端ジェシカ釈放 MDMA所持容疑 尿検査陰性 アメリカ人夫は密輸容疑で再逮捕

(2023年4月5日20:45)

道端ジェシカ容疑者逮捕で所属事務所が謝罪「事実確認のため情報収集している状況」
道端ジェシカ(Instagram/@jessicamichibata)

都内のホテルで合成麻薬の「MDMA」を所持していたとして麻薬取締法違反容疑で現行犯逮捕されたモデルの道端ジェシカ(38)が5日、処分保留で釈放となり、勾留されていた警視庁原宿署を出た。同容疑で逮捕されたアメリカ人の夫ケネス・カオ容疑者(46)は、密輸容疑で再逮捕された。

道端とカオ容疑者は先月18日、東京・六本木のホテルで、合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取締法違反の現行犯で逮捕された。MDMAは15錠のカプセルに粉末状で入っていたという。

成田空港の東京税関の職員が、アメリカからのカオ容疑者あての荷物の中からMDMAを発見し、警視庁が荷物の送り先のホテルで同容疑者と、その場にいた道端を現行犯で逮捕していた。道端は「知らない」と容疑を否認し、尿検査でも陰性だったという。そうしたことから処分保留で釈放となり、今後は任意での捜査になるようだ。

一方カオ容疑者も尿検査では陰性だったが、MDMAの密輸容疑で再逮捕された。容疑を認めているという。カオ容疑者について事件発生当初は知人男性と報じられていたが、道端のアメリカ国籍の夫だったことが明らかになった。

道端の釈放を受けて、所属事務所「株式会社REVIVE」は5日、公式サイトでコメントを発表した。以下全文。

「弊社所属 道端ジェシカの報道により、関係者の皆様・ファンの皆様には大変ご心配をお掛け致しましたこと、改めてお詫び申し上げます。 この度、道端ジェシカが釈放されましたことを、ご報告させて頂きます。また、一部報道のとおり、尿検査の結果は陰性でした。 捜査が継続しているとのことですので、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。 なお、ご主人に関しましては、担当弁護士が異なるため、弊社からお伝えできることはございませんので、ご了承くださいませ。 株式会社REVIVE」

今後の捜査について、麻薬捜査に詳しい関係者は「道端は処分保留で釈放されたが、尿検査がシロで、供述通りMDMAのことは『知らなかった』ということなら立件される可能性はほぼなくなったとみていいのではないか。一方、夫のカオ容疑者は、押収されたMDMAが15錠と多く、所持容疑だけではなく、それより重い密輸容疑が加わると、入手ルートなどを厳しく追及される。起訴され有罪となると実刑になる可能性もある」と指摘した。