志垣太郎さん、3月に亡くなっていた 長男で俳優の匠がツイッターで報告

(2022年12 月7日11:15)

俳優の志垣太郎さんが今年3月5日に心不全で死去していたことが6日、分かった。70歳。長男で俳優の匠(34)が同日、自身のツイッターで報告した。「私と母は現実を受け止める事ができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました」としている。

 匠は、母親の女優・白坂紀子(64)との連名で「皆様へご報告があります。父 志垣太郎が、2022年3月5日に遠征先の佐賀県において、急な体調異変による心不全により帰らぬ人となりました」と報告した。
「いつも元気だった父に起きたあまりに突然の出来事であり、私と母は現実を受け止める事ができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました」と発表が遅れたことを説明した。
そのうえで「父は物事を前向きに捉えて生きている明るく元気な人でした。私も母も、そんな父の事が本当に大好きでした。父は恐らくそれ以上に私達の事を沢山愛してくれたと思っております。今まで志垣太郎に接してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました」と伝えた

■志垣太郎(しがき・たろう)

本名河村稔(かわむら・みのる)1951年9月22日生まれ。東京都大田区出身。玉川学園高等部高校在学中の1969年に芸術座の舞台で主役デビュー。1971年に日本テレビ系「おれは男だ!」で主役の森田健作(72)のライバルの転校生役で一躍人気を得た。1976年のフジテレビ系「あかんたれ」などの数多くのドラマや映画などで活躍。また日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」やTBS「噂の!東京マガジン」などバラエティー番組にも活躍の場を広げた。私生活では1982年にTBS「水戸黄門」で共演した女優の白坂紀子と結婚した。