AKB48総監督の向井地美音 「恋愛禁止ルール」の補足説明 「世間ではAKB48=恋愛禁止という認識が強い」

(2022年11月22日10:30)

 AKB48総監督の向井地美音 「恋愛禁止ルール」の補足説明 「世間ではAKB48=恋愛禁止という認識が強い」
向井地美音(Twitter/@mionnn_48)

AKB48総監督の向井地美音(24)が20日、自身のツイッターで、グループ内の「恋愛禁止ルール」について「考え直す時代が来た」と表明したことについて21日、「言葉足らずで誤解を生んでしまっている」として「補足」の説明をして、「世間ではAKB48=恋愛禁止という認識が強い」などと改めて総監督としての見解を伝えた。「アイドルの恋愛」問題に改めて注目が集まっている。

20日、「あなたが悲しむ姿も、あなたがファンを悲しませる姿も、観たくなかった。こんなに近くにいても何もできなかった私にも責任があります。アイドルとして皆さんから頂いた愛や信用を裏切ることが起きてしまい、本当に申し訳ありませんでした」とツイッターで謝罪した向井地。「そして、今まであいまいになっていた『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います。運営と相談し、どのような形であれ必ず結論を報告させて頂きます。」と明らかにした。
向井地のこの意見はメンバーの岡田奈々の交際報道について言及したコメントではないかと報じられた。そしてアイドルグループのリーダーの「恋愛」についての意見表明が注目を集めている。

そうしたなか、向井地は21日早朝にツイッターを更新して「私のツイートが言葉足らずで誤解を生んでしまっているので補足させてください」としたうえで「改めて運営に確認を取ったところ『AKB48グループに恋愛禁止のルールはなく、メンバーそれぞれが自覚をもって活動することで成り立っている』とのことでした」と説明した。
そして「ですが世間ではAKB48 =恋愛禁止という認識が強いため、まずはそのギャップを正した上で、今後そのルールをどうしていくかを考えるべきだと伝えたかったのですが、恋愛を解禁すると受け取られるような発言をしてしまい、申し訳ございません。」と謝罪した。

いずれにしても、過去には恋愛が報じられて系列グループに異動したメンバーや、丸坊主になり謝罪したメンバーもいた。そうしたことから「AKB48グループに恋愛禁止のルールはない」としても「世間ではAKB48 =恋愛禁止という認識が強い」という状況が作り出されているのではないだろうか。「昭和のアイドルは処女性が求められたが、それでも松田聖子にしても中森明菜にしても山口百恵にしても恋愛して芸能マスコミをにぎわしたし、謝罪したりもしないし、世間的非難もなかったように思う。令和の時代に、アイドルとはいえ恋愛禁止を求めるとしたら時代錯誤。ルール化されていないとしても、暗にそうした空気があるなら労働環境の問題や人権問題にもなりかねない。改善されてしかるべき」と芸能プロ関係者は指摘した。