吉高由里子、2024年NHK大河「光る君へ」主演 紫式部役に「じわじわと実感しながら…」

(2022年5月12日16:15)

吉高由里子(33)が紫式部を主人公にした2024年放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」に主演することが決まり11日、東京・渋谷の同局で発表された。吉高は自身のツイッターで「じわじわと実感しながらその日に向かっていきたいと思います」などと抱負をつづった。

吉高は自身のツイッターに「光る君へ」の制作発表の写真を投稿して「2024年
大河ドラマ【光る君へ】 主演させて頂くことになりました😳 今日まで実感なかったのですが こうして
皆様にお伝えする日を迎えられて じわじわと実感しながら その日に向かっていきたいと思います」と抱負を述べ「長い作品になりますが 優しい眼差しで見守ってくだされば 幸いです🥺ありがとうございます」とつづった。

「光る君へ」は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描きます。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマです」(NHK公式サイトから)。 さらに「紫式部の「源氏物語」執筆に、欠かせないひとりの男性が、藤原道長。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる、いわばパートナーとして登場します」(同)。

吉高は14年の連続テレビ小説「花子とアン」のヒロインを務めている。大河は08年の「篤姫」以来2度目。11日の製作発表では「男の人が動かしている社会だったかもしれないけれど、女の人が表に立つ作品をやっていくうえで、たくさんの人に共感してもらえる主人公を表現できたら」と抱負を語った。また、「大石先生が描く紫式部と平安時代という未知な世界を日々想像して、鮮やかな大河ドラマになったらうれしいなと思います」などとコメントした。

脚本担当の大石静氏は「紫式部はただ暗いだけではなく力強い女性だったと思います。なので私が描く紫式部は元気で強い女性になると思います」とコメント。さらに「心身ともに深く関わった藤原道長と紫式部は、夫婦にはならないけれど、その関わりが「源氏物語」を生むので、そういった人間的な関わりを描きたいなと思います」としたうえで「驚くようなセックスアンドバイオレンスを描きたい」と語ったという。
「光る君へ」は2024年1月よりNHK総合ほかにて放送開始予定。