永野芽郁、報知映画賞主演女優賞受賞をインスタで報告「心の奥底で密かに抱く目標でした」

(2021年12月17日21:30)

第46回報知映画賞の主演女優賞を受賞した永野芽衣郁(22)が17日、自身のインスタグラムで受賞を報告し「心の奥底で密かに抱く目標でした」などと受賞の喜びをコメントした。

同賞の表彰式は16日、都内のホテルで行われ、永野は「そして、バトンは渡された」(前田哲監督)と「地獄の花園」(関和亮監督)の演技で主演女優賞を受賞した。
永野は自身のインスタグラムに満面の笑みを浮かべてトロフィーを両手で掲げる写真を投稿して「報知映画賞、主演女優賞を頂きました」と報告し「心の奥底で密かに抱く目標でした。偉大な賞を自分の力に、励みに、これからも頑張ります。皆様ありがとうございます」と女優としての決意を述べた。

表彰式には「そして、バトンは渡された」で永野演じる主人公・優子の義理の父親を演じた田中圭(37)がサプライズで登壇し花束を贈呈して「芯の強さ役に対する考え方とかすごい人を見ている感覚があった。主演女優賞と聞いてうれしかったしやっぱりなと思った」と祝福した。永野は「父親が来てくれて感動して泣きました」と涙を流した。映画の個人での受賞は初めてで「事務所に入った頃は、映画で賞を頂けるような人間になるとは思わなくて。果たして、いつまでこの仕事を続けられるんだろうと思っていました」といい「これから『職業は何しているの?』と聞かれたら、『女優さんやってます』と言えるような、自分に自信をくれるような賞を頂けたことをうれしく思います」などとコメントした。

■第46回報知映画賞

【作品賞・邦画】 「護られなかった者たちへ」(瀬々敬久監督)
【監督賞】    前田哲(「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません」)
【主演男優賞】  木村拓哉(「マスカレード・ナイト」)
【主演女優賞】 永野芽郁(「地獄の花園」「そして、バトンは渡された」) 【助演男優賞】  鈴木亮平(「孤狼の血 LEVEL2」)
【助演女優賞】 寺島しのぶ(「ヤクザと家族 The Family」「キネマの神様」「空白」)
【新人賞】 Fukase(「キャラクター」)、片山友紀(「茜色に焼かれる」)、堀貴秀監督(「JUNK HEAD」)
【作品賞・海外】 「007/ノータイム・トゥ・ダイ」
【アニメ作品賞】 「漁港の肉子ちゃん」(渡辺歩監督)
【特別賞】    東映・岡田祐介氏