渡辺直美、五輪開会式で渡辺をブタ見立てる”女性蔑視”企画案を告発する”文春砲“に「正直驚いております」

(2021年3月18日16:15)

渡辺直美、五輪開会式で渡辺をブタ見立てる”女性蔑視”企画案を告発する”文春砲“に「正直驚いております」
(渡辺直美=インスタグラムから)

東京五輪の開閉会式の演出の総合統括を務めるクリエィティブディレクターの佐々木宏氏(66)が、タレントの渡辺直美(33)の容姿を侮辱するような開会式の演出プランを提案していたことを17日、文春オンラインに報じられた問題で、渡辺が所属する吉本興業は18日、公式サイトに「最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております。」などとする本人のコメントを発表した。佐々木氏は謝罪して統括担当を辞任するなど波紋が広がっている。

文春オンラインによると、佐々木氏は昨年3月5日、「オリンピッグ」として渡辺をブタに見立てた企画案を開会式の演出を担当するメンバーにLINEで提案していたという。佐々木氏は18日未明、報道内容を認めて謝罪文を公表し、辞意を表明。これを受けて東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は18日、「あってはならないこと」とした上で「ご本人の辞意は固く辞意を受け入れることにした」と佐々木氏の辞任を発表した。東京五輪パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言に続いて今度は開閉会式の演出を指揮する統括の侮辱発言に東京五輪は再び大揺れになっている。

吉本興業は公式サイトで「一部メディアにおいて、オリンピック開会式の演出に関連して当社所属タレント渡辺直美が言及されております。その記事内容は、当社及び渡辺直美が全く把握していないことですので真偽は分かりかねますが、以下、渡辺直美のコメントを掲載いたします」とした上で、渡辺直美本人のコメントを掲載した。以下全文。

「オリンピックの件ですが、去年、会社を通じて内々に開会式への出演依頼をいただいておりましたが、コロナの影響でオリンピックも延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いておりました。それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております。
表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。 実際、私自身はこの体型で幸せです。
なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます。
しかし、ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております。
私自身まだまだ未熟な部分もありますので、周りの方にご指導いただきながら、これからも皆様に、楽しんでいただけるエンターテイメントを作っていけるよう精進して参りたいと思います。」

渡辺は自身のインスタグラムにニューヨークで撮影した写真を投稿して、4月からアメリカを拠点に活動することを日本語と英語で報告していた。「今までも海外のお仕事は頂いておりましたが、本格的に2年前からアメリカや日本で海外に向けて準備してきました!ありがたいことにこの度アメリカのエージェント会社2社と契約いたしまして、本格的に海外でのエンターテイメント活動が始まることになりました!
エンターテイメント全般のエージェントICMとモデルエージェントIMGの2社にお世話になります! 引き続きマネージメントは、吉本興業です。とはいえ、、、頂いたチャンスを自分でしっかり掴まなくては意味がないのでしっかり頑張りたいと思います!ゼロからの挑戦ですが行ってきます!」と抱負をつづった。