V6がデビュー記念日11月1日に解散 森田剛はジャニーズ退所

(2021年3月13日8:50)

 V6がデビュー記念日11月1日に解散 森田剛はジャニーズ退所
(東京・港区のジャニーズ事務所)

人気グループV6が、デビュー26周年を迎える11月1日をもって解散することが12日、ジャニーズ事務所の公式サイトで発表された。メンバーの森田剛(42)は解散とともにジャニーズ事務所を退社。坂本昌行(49)、長野博(48)、井ノ原快彦(44)、三宅健(41)、岡田准一(40)は事務所に残ってソロで活動する。

ジャニーズ事務所の公式サイトは「この度、V6は2021年11月1日をもちまして、解散いたしますことをご報告申し上げます。これまで26年に及ぶ活動を温かく見守り、応援してくださったファンの皆様、そして叱咤激励とともにご支援くださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます」とV6の解散を発表し、ファン、関係者に感謝した。

「今回、解散という結論に至りましたが、これは6人がV6のメンバーであることを誇りに思い、一人の人間として、これからの人生に対して前向きに決断した結果でございます」とした上で「2019年春頃より、デビュー25周年に向けて、6人で話し合う機会が増えました。ファンの皆様と共に過ごす時間に過ごす時間について真剣に向き合うことにより、グループとしての活動に加えて、個人の人生についても率直に気持ちを伝え合う機会となりました。6人にとって、メンバー全員が40歳を迎えて向き合うV6の節目は、人生そのものと向き合うことを意味しておりました」という。

「そして、森田より『これからの人生、ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい』という発言があり、5人はその思いを受け止め、以降、何度も本音で話し合い、全員で今回の結論を導き出しました。確かに、森田の発言がきっかけではあるものの、5人も年齢を重ねるにつれて、今後の人生について考える機会が増えていたことは事実でございます。だからこそ、皆、森田の気持ちを率直に受け入れることができ、尊重しようという思いで一致いたしました。最終的には、メンバー自身、自分たちが追求してきたエンターテイメントを納得することができたため、より一層の成長を考えたときに、次のステップに挑戦したいという気持ちが芽生えたこと、そして『この6人でなければV6ではない』という思いが6人の中で一貫していたことから決断することができました」としている。

2021年11月1日以降、森田剛は、ジャニーズ事務所を退所し、坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、三宅健、岡田准一は、引き続きジャニーズ事務所に所属し、個人で活動していくという。「以上を踏まえて、V6のグループ内ユニット20th Centuryは存続することとし、Coming CenturyはV6の解散をもちまして、活動を終了いたします」としている。

そして「2021年11月1日まで心を込めて皆様への感謝の気持ちをお届けしてまいりますので、引き続き、V6をよろしくお願い申し上げます。そして、新たな道を歩む決断をしました6人を、これからも変わらず応援していただけますと幸いに存じます」と締めくくった。

森田はファンクラブサイトで「これからの生き方を考えたときに、ここで大きな変化が必要だと思ったし、芝居をしたいと、1人になって勝負をしたいということを強く思ったので、そこはぶれずにやっていきたい」と抱負を述べ「25年やってきたV6だ、ってことを誇りに持ちたい」と感謝の気持ちを伝えた。

■V6のコメント全文

V6よりご報告

ファンの皆さんへ

いつも応援してくださる大切なファンの皆さんに僕たちV6からお伝えしたいことがあります。

1995年11月1日にV6としてデビューし、誰一人欠ける事なく25年間走り続けてきました。どんな時でも皆さんが惜しみなく送ってくれた声援に支えられ、ひたすら前を向いてきました。

男だけの集まりですから、ぶつかり合うこともありましたし、会話が亡くなることも多々ありました。でも、今になって強烈に思い出すのは、冗談を言い合ってはしゃいだ日々と、ファンのみんなの笑顔です。

この思い出は、一生消えることのない僕たちの宝物です。

僕たちは、2019年の春頃から、自分たちの人生について深く話し合うようになりました。何度も6人だけで話し合いを重ね、それぞれが一人の男として、大きな決断をすることになりました。

突然のことで驚かせてしまうかもしれません。悲しませてしまうかもしれません。でも、とても大事なことなので、自分たちの言葉で皆さんに伝えます。

僕たちV6は、
2021年11月1日をもちまして、解散します。

まだまだ落ち着かない日々が続く中、このような報告をさせていただくことをどうかお許しください。

この決断は決して後ろ向きなものではなく、僕たちがより成長し、次のステップに進むためのものです。

僕たち6人が築き上げた、他人でも友達でも家族でもない、特別で大切な関係。
それをいつも笑顔で見守ってくれる皆さんとの絆は、今後も変わることがないと信じています。

今もなお、メンバー同士、冗談を言い合える日々が続いていることに感謝し、
残された時間を大切なファンの皆さんとどう過ごしていけるのか、日々話し合っていきたいと思います。僕たちの気持ちは一つです。

新型コロナウイルスの影響により、世界中で困難な状況が続いております。
表現者として、V6として、一人でも多くの笑顔を増やせるよう努めてまいります。

最後になりますが、
V6を愛してくれてありがとうございました。
見守ってくれてありがとうございました。
まだまだ、僕たち6人にしか出来ないことを追求していきます。
懲りずに応援していただけたら幸いです。

心からの感謝を込めて。

2021年3月12日
坂本昌行
長野博
井ノ原快彦
森田剛
三宅健
岡田准一