NEW手越祐也 すべての芸能活動自粛 緊急事態宣言下また酒席に参加

(2020年5月26日)

 NEWS手越祐也 すべての芸能活動自粛 緊急事態宣言下また酒席に参加
ジャニーズ事務所(東京・港区)

ジャニーズ事務所は26日、「NEWS」の手越祐也(32)がすべての芸能活動を無期限で自粛することを発表した。手越は新型コロナ感染拡大で緊急事態宣言下に酒席に参加したとしてジャニーズのチャリティーユニットから外れていたが、その後23日に再び都内で複数の男女で飲み会をしていたことが週刊誌で報じられ、ジャニーズは「自覚と責任に著しく欠ける」として異例の芸能活動全面自粛を決定したという。

手越をめぐっては今月13日発売の「週刊文春」で、緊急事態宣言下で不要不急の外出の自粛を要請されていた4月下旬に女性たちと飲み会をしていたと報じられ、ジャニーズタレント総出演の大規模な限定チャリティーユニット「Twntey★Twenty」から外れることが発表されていた。「NEWS」としての活動は続行していた。

そうしたなか、23日、「週刊文春」(電子版)で同日未明にまたしても東京・六本木で複数の男女と飲み会をしていたことを報じられ、ジャニーズ事務所は事態を重く見て全面的な芸能活動自粛としたという。以下はジャニーズ事務所の公式サイトで発表された「弊社所属タレント手越祐也(NEWS)に関するご報告」の全文。

■ジャニーズ事務所「世の中の状況や自身の置かれている立場に対する自覚と責任に著しく欠けておりましたことを弊社といたしましては重く受け止めております」

「弊社所属タレント手越祐也(NEWS)につきましてご報告がございます。

先般からの週刊誌報道により、日頃から応援してくださっているファンの皆様、そして、ご支援くださっている関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。<br> 何より、緊急事態宣言の発令により、皆様が徹底した活動自粛をされている中、自分本位な行動をとり、誠に申し訳ございませんでした。

この度の新たな週刊誌報道を受けて直ちに手越本人に事実確認をしましたところ、一部、事実関係に相違があるとのことでしたが、報道にありましたような酒席に参加していたことを認めました。今回の件につきましては、日本全国の皆様が感染拡大の防止を最優先事項としてあらゆる代償を払いながら外出や活動を自粛されている中での出来事であり、世の中の状況や自身の置かれている立場に対する自覚と責任に著しく欠けておりましたことを弊社といたしましては重く受け止めております。

そのため、当初、チャリティーソングへの不参加のみ、ご報告しておりましたが、弊社からの度重なる説明や要請にもかかわらず、緊急事態宣言期間中に新たな酒席への参加が確認されたこと等を踏まえまして、すべての芸能活動の自粛もやむを得ないものと判断するに至りました。芸能活動を自粛させることはファンの皆様ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけすることとなりますが、日本全体で難局を乗り越えなければならないときに、日常の生活を取り戻したいと願う皆様の思いに反するような行動をとったことは到底容認できるものではございません。

今回の出来事につきましては、ひとえに本人の自覚の欠如によるものではございますが、所属事務所といたしましては、本人に対して他のタレント以上に、仕事は個人で行うものではなく、関係して下さる多くの方々に対する配慮の上に成り立つため、行動には十分気を付けるよう、これまでに繰り返し伝えてまいりました。しかし、今日に至るまで本人に理解させることができず、ファンの皆様や関係者の皆様には大変申し訳なく、責任を感じております。

今後につきましては、本人に反省を促し、所属事務所として真摯に向き合ってまいります。また、今回のことを生かして、弊社の所属タレントに対しましては、ジャニーズJr.として弊社に所属した段階から仕事を通じて社会人として成長できるよう、保護者と連携しながら適切な指導・マネージメントに努めてまいります。そして、本業であるエンターテインメントによる活動とSmile Up! Projectとして行っております支援活動にジャニーズグループ一丸となって取り組む姿勢をご覧いただくことで皆様に信頼していだけますよう。精進してまいります。

改めまして、この度は、皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。

2020年5月26日
株式会社ジャニーズ事務所」

■手越の今後をめぐって「年内退所」報道も

手越は2007年から日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」(日曜午後7時58分)にレギュラー出演しているが、今月31日の放送分には出演しないという。今後の出演について日テレは「総合的に判断をしてまいります」とコメントしているという。

手越の今後について26日発売の「週刊女性」は「NEWS手越祐也 ジャニーズ事務所 年内退所を決意」とのタイトルで、手越が「数年前から周囲に事務所への不満を漏らしていたが、今回の件で退所する意思を固めたという」などと報じた。

ジャニーズ事務所からの退所といえば2016年のSMAPの解散に伴い稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人が退所。今年3月に中居正広も退所した。また2018年に元関ジャニ∞の渋谷すばる、昨年9月には錦戸亮が退所した。はたして手越も退所となるのか、成り行きが注目される。