大坂は赤ちゃんを宿した自身のお腹のエコー写真をインスタグラムに投稿し「テニスコートに戻るのが待ち切れないけれど、2023年、ここに小さな命がいます」と妊娠したことを発表した。

「ここ数年はいろいろな意味で極めて困難でもあり又楽しくもありました。ここ数ヶ月スポーツから遠のいた事は人生を捧げたこのゲームに新たな愛と感謝をもたらしてくれました。人生は非常に短いと認識し当たり前と思わずに毎日が新たな挑戦と喜びです。将来に向けてたくさん楽しみな事があります。それらの一つには自分の子供が私の私の試合を見て、『あれが私のママ』と誰かに言うことです（笑）」と伝えた。
「2023年は私にとって色々勉強する年となります。来年明けから皆さんに会えることを期待してます、2024年の全豪には出場しますので。永遠に愛してます」と出産後コートに復帰することも明らかにした。
そして「追記：人生において完璧で正しい道なんて無いと思います。ただ良い目的で前進し続けさえすれば自分の道が開けると思っています」と締めくくった。

父親の名前は明らかにしなかったが、かねてから交際しているラッパーのコーデ―で、米誌「People」（電子版）によると、大阪とグラミー賞にノミネートされたことがあるコーデーは2019年に交際を開始し、最初のデートはLAクリッパーズの試合会場だった。当時、コーデーはデート相手がテニスのスターであることを知らず、米誌「GQ」に「ナオミのせいでテニスについて知ることになったけど、テニスについて聞かれたら、ビーナスとセリーナ・ウィリアムズしかあげられないよ。だって、彼らは文化の一部なんだから」と語っていた。

大坂は、2020年の全米オープンで優勝した時に彼女を応援してくれたコーデーを絶賛した。コーデーの隣に寄り添っている写真をインスタに投稿し「この写真はUSオープンの決勝で優勝した直後のもの。私が数日前にFaceTimして、（コロナ対策の）バブルで悲しい思いをして寂しいと言ったから、彼はやっていたことを全部止めたの。」「後で知ったんだけど、彼はその電話の後すぐに飛行機に飛び乗って、私に会うためにホテルに数日間隔離してサポートしてくれたのよ」と明かしていた。