タイガー・ウッズ、松葉杖で笑顔見せる 事故後初の写真公開

(2021年4月24日13:45)

タイガー・ウッズ(45)が、交通事故から2か月になる23日(現地時間)、ゴルフコースに自分の足で立ち上がり、松葉杖をついてトレードマークの笑顔を見せた。再起不能説も一部で取りざたされたタイガーだが復帰に向けて良い兆候を見せた。

米サイト「TMZ」によると、タイガーは愛犬を従え松葉杖をついてゴルフコースに立つ写真を自身のインスタグラムで公開した。右下の足と足首に医療用の装具をつけているのが見える。

そして「私のゴルフコースの建設は私よりも早く進んでいる。でも、忠実でベストフレンドのリハビリパートナーがいるのは素晴らしいことです」とつづった。

タイガーは2月23日(現地時間)、ロサンゼルスのゴルフコースに向かう途中、コントロールを失いSUVのジェネシスGV80が道路から飛び出し横転して丘の斜面に衝突し、車が大破して右足を粉砕骨折するなど重傷を負った。タイガーの医療チームによると、ロッドを使用して右脚を安定させており、タイガーはここ数週間、フロリダにある自宅で療養とリハビリを行っているという。

ロサンゼルス郡保安官事務所によると、ロサンゼルスの当局は、タイガーが時速82マイル(約130キロ)~87マイル(約140キロ)の速度で運転していたとみている。制限速度の45マイル(約72キロ)を40マイル(約64キロ)以上上回っており、木に衝突したときは時速75マイル(約120キロ)だったという。タイガーはパニックになり、ブレーキではなくアクセルを踏んでしまったのではないかとみられるという。

同サイトは、多くの人がタイガーが再びゴルフの試合ができるか疑問に思っているが、23日にゴルフコースで撮影されたタイガーのこの写真は間違いなく良い兆候だと報じた。