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映画
乃木坂46の小川彩、菅原咲月 「時をかける少女4Kデジタル修復版」先行上映会に登壇 舞台化「時をかける少女」「セーラー服と機関銃」に舞台単独初主演
(2026年4月23日11:30)

「角川映画祭」(5月1日から40作品上映)の上映に先駆け、映画「時をかける少女4Kデジタル修復版」(大林宣彦監督)の先行上映会とスペシャルイベントが22日、都内で行われ、乃木坂46の小川彩と菅原咲月、2人が主演する舞台の演出を務めるヨーロッパ企画の諏訪雅が登壇した。角川映画50周年プロジェクト第三弾「角川映画の名作の舞台化」で、小川が「時をかける少女」の主人公・芳山和子役、菅原は「セーラー服と機関銃」の主人公・星泉役で舞台単独初主演を務める。2027年上演予定。以下オフィシャルレポートを公開ーー。
1976年(昭和51年)11月13日『犬神家の一族』の公開で、日本中を席巻する華やかなスタートを切った角川映画。「読んでから見るか、見てから読むか」のキャッチコピーのもと、昭和~平成~令和の50年間、映画と書籍の両輪を中心にメディアミックスを続け、時代の「熱狂」をスクリーンに叩きつけてきた。そしてこの度、角川映画50周年プロジェクトとして、第一弾「角川映画祭」、第二弾「角川映画音楽祭」の開催決定に続き、第三弾「角川映画の名作の舞台化」が決定したことが会場で発表された。

1983年公開、筒井康隆原作、大林宣彦監督、原田知世主演の『時をかける少女』を観たという小川は、感想を求められると「ラストシーンの切ないところに胸がギュッとなりましたし、自分がタイムリープした感覚になって物語に入り込めるというのと、43年前の作品ですので、その時代にもタイムリープするような気持ちになって、二重のタイムリープをしている感覚になれるのが魅力だなと思いました」と目を輝かせた。
そして「(主人公の芳山和子がタイムリープの能力を身につけるきっかけとなる)ラベンダーの香りはすごく身近なもので、私はお風呂に毎日長く入るんですけど、入浴剤でもよく使っていて、お風呂の中でウトウトしちゃうときがあるんですけど、ハッと起きて“今タイムリープしてたかも”って思っちゃうくらい身近なものなので(笑)、だからこそこの作品の余韻にずっと浸れるような感じがして、心に残るのかなと感じました」とにっこり。「この作品を映画館で観ることができるのがすごく楽しみで、私も映画を映画館で見るのが好きなので、(角川映画祭では)全部で40作品上映されるということで、今からとっても楽しみにしています」と語った。

一方、1981年公開、赤川次郎原作、相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』を観たという菅原は、感想を求められると「物語が進んでいくにつれて、自分も一緒に体験しているかのような気持ちになれるなと思いました。何よりリアルに心情が描かれていて、それを映画館のスクリーンで体験できるのが私もすごく楽しみですし、携帯やタブレットとかで見るのとは違う臨場感がここで味わえるんだなと思うと、私も実際に映画館に足を運んで観させていただきたいなと思いました」と声を弾ませた。

また、舞台の演出を務める諏訪から『時をかける少女』と『セーラー服と機関銃』の舞台化が決定したことと、小川が『時をかける少女』の主人公・芳山和子役、菅原が『セーラー服と機関銃』の主人公・星泉役でそれぞれ舞台単独初主演を務めることが発表された。そんな2人をキャスティングした理由を聞かれた諏訪は「『時をかける少女』の芳山和子も、『セーラー服と機関銃』の星泉も、どちらもとんでもない状況の中に自ら飛び込んでいき、自分で問題解決していくっていう意志の強さや度胸などを感じ、お二人にぴったりだなと思って今回ご出演いただくことになりました」と明かし、「もちろんお二人はとっても才能のある方ですので、それを存分に生かせればなと思っております」と二人に期待を寄せた。
そして、ようやく情報を解禁できた心境を聞かれた菅原は「緊張が止まらなくて、ずっとソワソワしておりました」と吐露し、小川は「重大発表があると事前にお知らせしていたので、皆さん期待してくださっていたかなと思うんですけど、期待を超える発表ができたんじゃないかなと思います。こんな華やかな場で発表できてうれしいです」と喜びを口にした。
改めて、『時をかける少女』の芳山和子役はこれまで、原田知世、内田有紀、仲里依紗らが映画やドラマで演じてきたが、(13代目)芳山和子役のオファーを聞いた際の心境を尋ねられた小川は「夢なんじゃないかって思うくらいうれしくて、不安な気持ちももちろんあるんですけど、今はどんな舞台になるのか、楽しみな気持ちが大きいです」と胸の内を明かし、もしタイムリープできたらどこに行きたいか尋ねられると「私は過去に行きたいんです。ずっとずっと昔にタイムリープして、歴史の謎っていいますか、まだ分かっていないことがいろいろあるじゃないですか、それを確認しに行きたいです」と返答。現代に戻ってきたらそれを発表するのかと追及されると「それは行ってから考えます(笑)。私が言っても大丈夫なぐらいのものだったら。重大すぎると責任を負いきれないので(笑)」とコメントして会場の笑いを誘った。
加えて、小川は「この作品が決まったと聞くちょっと前に取材をしていただいたときに『タイムスリップ系をやってみたいです』って言っていたんですよ。なので(オファーに)すごくびっくりしました。時をかけられるのが楽しみです」と胸を躍らせた。
一方、『セーラー服と機関銃』の星泉役はこれまで、薬師丸ひろ子、長澤まさみ、橋本環奈らが映画やドラマで演じてきたが、(5代目)星泉役のオファーを聞いた際の心境を尋ねられた菅原は「ものすごくプレッシャーというか、責任を感じたんですけど、『セーラー服と機関銃』は初の舞台化ということで、それを知ったときもより“私はすごいことを担わせていただくんだ”って再認識しました」と目を丸くし、「今回角川映画50周年という節目で、こういう形で携わらせていただけることは本当にありがたい機会、人生においてなかなか経験することがないと思うので、今はとにかく“楽しもう”という気持ちでいます。ものすごく責任はあるんですけど、自分が一番楽しまないと周りの方だったり舞台に足を運んでくださる方にも伝わらないなと思うので、何よりも自分が一番楽しんでいこうという気持ちでいます」と意気込んだ。
続けて、乃木坂46で副キャプテンを務める菅原は、周囲の人たちをまとめていくという部分もある星泉と役割が被る部分や、役作りで役立ちそうなことはあるか聞かれると「星泉ちゃんはすごく純粋で、何より天真爛漫なイメージが私の中ではすごくあるんですけど、根本の性格はちょっとだけ似ているかなと思う部分もあったりします」といい、「周りの人に支えられながら進んでいくっていうイメージがあるので、そこはすごく似ているのかな。私も先輩や、同期、後輩、スタッフの皆さんに支えていただきながら、今こうして副キャプテンとしてやらせていただいているので、そこはすごく似ている部分があるなと思いながら作品を観ましたし、自分の内側にある感情みたいなものも、きっと似ているものがあるんだろうなと思うので、そこをどんどん見つけていくのが楽しみです」と期待に胸を膨らませた。
二人のコメントを受け、諏訪は「今回、角川映画50周年ということで、『時をかける少女』と『セーラー服と機関銃』というビッグタイトルを舞台化ということでお預かりするにあたって、ただならぬ緊張感とプレッシャーをみんな感じています。まだ先ですし、ここからお二人の才能をお借りして、めちゃくちゃ楽しいエンターテインメント作品にしていきたいなと思っております」と言葉に力を込め、「舞台は2027年の秋に上演されますので、それまでは角川映画をスクリーンで楽しんで、舞台を楽しみにお待ちいただければなと思っております」とアピールした。
最後に、挨拶を求められた小川は「本日は本当にありがとうございました。舞台のほうはまだ先ではありますが、今日、皆さまが喜んでくださっている顔を見られて、私もさらに楽しみな気持ちになりました。皆さまにも楽しみにしていただけたらうれしいです。本日は本当にありがとうございました」と笑顔で語り、菅原は「本日はありがとうございました。私も舞台が決まったことがすごくうれしかったですし、皆さまにお届けできることをすごく楽しみにしております。舞台は少し先にはなりますが、少しずつ情報が解禁していくと思いますので、そちらも楽しみにしていただきたいですし、それぞれの作品を見て、皆さまと一緒にその感想や意見を交換できるのがすごく楽しみです。本日は本当にありがとうございました」と晴れやかな表情で語った。

■「角川映画祭」概要
「角川映画祭」5月1日(金)より角川シネマ有楽町ほか順次上映 50年の歩みの中から珠玉の40作品を一挙上映 「4K版初披露」となる『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『失楽園』『Wの悲劇』ほか10作品を含む名作・傑作19作品が「4K修復版」で上映
■映画祭タイトル:角川映画祭
■開催:5月1日(金)より角川シネマ有楽町ほか順次上映
■上映作品:40本
■主催:KADOKAWA
■公式サイトhttps://cinemakadokawa.jp/kadokawa50/■公式X:@kado_cine
【角川映画50周年プロジェクト】
第一弾:「角川映画祭」5月1日(金)より角川シネマ有楽町、7月4日(土)より大阪シネ・ヌーヴォほか順次上映
第二弾:「角川映画音楽祭」8月9日(日)Bunkamuraオーチャードホールで開催
第三弾:『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』、2027年に舞台化決定